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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その429


木下隆雄「昨今浮き沈みが多い管理者さんですが、今日も意気揚々と出かけていって、意気消沈でご帰宅のようですな」
小椋良二「丼勘定ここに極まれり....という点を指摘されて愕然としたようです」
木下隆雄「それは今に始まったことではないでしょうにね、『先に逝け、用途は後からついてくる』が座右の銘じゃなかったのでしょうか」
小椋「ま、まぁそういう過去のでばいす遍歴は置くとしても、かえって良かったのではないでしょうか。退路を断ってあとは前進あるのみということで」
木下「いわゆるですまーちということですね、わかります」
小椋「ていうか、魂の限界」
木下「残念ッ!」
小椋「をを、よーくごっくん」
木下「なぞ」



小椋「いずれにしても、管理者さんがウッカリろりぽっぷ化してモサーリここに極まってしまった2012版Nexus7、その後継機導入が社の急務ということです」
木下「ていうか、役員権限の逸脱、有り体に言えば横り(ばきっ)」
小椋「さ、さあ2013版LTE7亡き今、満を持してエイスースの7です。RAMも2GB積んでますし、ストレージはSD64GBまで挿せてなおかつFullHD、その上SIMフリーと、動画再生&ネトゲーモバイルオフィスマッスゥィーンとしては現時点で望みうるフルスペックのどろいど板です。ちうか&ハン流アプリ満載のアンインスコが若干乙ですが」
木下「店員さんは(何コイツ)みたいな目で見ながら『アスースのメモパッド7ですね』と仰ってましたが(ヒリヒリ)」
小椋「読み方は心の中にあり、です。20年来のおつきあいである私的には『エイサス』ですけどね」
木下「メーカーの思うつぼである読み方論争はひとまず置くとして、入力デバイスはどうするんですか」
小椋「このME572の一世代前、ME172は2013版7のBluetooth keyboard for Nexu7(MK-5100) がそのまま使えるとのことでした」
木下「とはいってもこっちのは微妙にサイズが違いますよ」
小椋「何、厚さと一辺は同じ、残る一辺も0.5mm違うだけです。問題ありません」



木下「....問題ありました。つか、その一辺が一致することが最も重要だったんでないのですか。カバーとしてはめ込むにも、スタンドとして立てるにも」
小椋「い、いや大丈夫です。まったく箸にも棒にもかからないほどちげうわけではありませんし」
木下「とかいいながら定番キーボード&ケースをポチる方」
小椋「あ、あれをっかしいなぁこの指が」
木下「やり」



木下「....でやってきました。何ですか、これは」
小椋「私これになにやらデジャビュがあります」
木下「なるほど、つまりsuli SL-7用に買ったアレですな」
小椋「そいうことです」
木下「ということは、行く末も見えたと」
小椋「ど、どきどき.... しかしブアツさ・デカさ・ダサさは置くとして、この変態配列はいかがなものでしょう。Webブラウズが中心になるであろう携帯端末で"/"がこの位置というのはあり得ません。それとこのreturnの小ささとbackspaceの位置、何度shiftキーとf12をを押してしまったか 」
木下「とはいえ仕方ありません、ぐるぐるの庇護を外れたえいすーすのタブレットシリーズ、あるいは離党したみっちーJr.の悲しさにも似て追従してくれる周辺機器メーカーがなく、きぼどかばーといえばこれだけ」



小椋「あるぢゃないのー」
木下「私の空耳ですか、それとも貴方の鳥頭」
小椋「はまらないといってもそこは0.5mm、枠から完全にはみ出ているわけではありませんから。管理者さんの知り合いのタトえ首さんの金言に倣うといたしましょう。ここに管理者さんの息子さんが彫刻刀を用意してくださってることですし」
木下「一刀彫りなんて小学校以来です(ぞげぞげ)....えとー、立ちませんね」
小椋「溝より遙かに薄いんですから当然です」
木下「んなあっさり」
小椋「とりあえず枠の四隅を3〜4mm切り欠けば、なんとかはまってカバーとして使えるのではないでしょうか」
木下「勢い余って管理者さんジムニーのダッシュボードのようにヒビワレ入れるに2000かのっさ」
小椋「え、えとー....ホットナイフで切ることにしましょう」



小椋「ごらんの通り、見事はまりました」
木下「そのかわし、外すのがかなり堅いんですけど」
小椋「ちうことはバッグやポケットで暴れてもだいぢぶ、ということです」
木下「いつになく前向き、挫折が貴方を強くしたということですか」
小椋「いえ、やりつぼ転じてネタと成す」
木下「なるほど、いつものぱたーんですな。ということは何か忘れていると」
小椋「な、なんでしょう」
木下「立ちませんがな」
小椋「あ、そか(ぽん)」



小椋「ここは俺が食い止める!」
木下「でんでん食い止めてません。吸盤も爪も肉球も役立たず、先に逝くニャー」
小椋「そうだニャー」
木下「アホでございますか」



小椋「で、結局こうなりました」
木下「やり」
小椋「ではMKシリーズforME572一本お願います>中の人」
木下「なぞ」


....その430へ続く(削れよ、されば叩かれん)