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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その409

小椋良二「以前どこぞで『サブカルは秋葉原のスパイスだが、スパイスだけで料理は作れない』とのようなことを申しましたが」
木下隆雄「そんなこともありましたか」
小椋「しかし先日の巡回で、今日すでにそのスパイスだけの料理になってしまっているアキバに落胆せざるを得なかったのは事実です。まあこのようなモノも存在するとあっては致し方在りませんが、"There's no accounting for tastes"」
木下「それ、既出ネタです...ってつまりは、某おぢゃんく屋で、若い店員に時代遅れを冷笑されたのを根に持っていると」
小椋「が、がるる」
木下「そ、それはともかく宿題が残っていたのではありませんか、貴方がその巡回出張に当初予定のX30ではなくT410sを持って行かざるを得なくなったその原因が」
小椋「そうでした。しかしあのウルトラベースX3ってどうしてあんなにガッチリと装着される仕組みなんでしょうね」
木下「セキュリティの関係でしょう。まぁケンジントンロックを本体にかませば不要とは思いますが」
小椋「だったらもう少し頑丈に作ってもらいたいものです。頻出不具合のスライダとピン外れなどはねじ一本の対策で済むと思うんですけどね」
木下「ま、それはともかくまずX30を外さないと」
小椋「そうでした。ここに書いてあるようにしてラッチを外せば」



小椋「ほい、外れました。次はここのねじを外して後はこじれば」
木下「....なんか頑強に抵抗してますね」



小椋「やはり、埋もれてました」
木下「目隠しの意味がありませんな、どうせ装着状態ではここは見えない部分ですし」
小椋「そうはいっても剥き出しでは....とりあえずひっぺがしましょう」
木下「貴重な目蜂Mロゴよ、サヨウナラ〜」
小椋「うわ待った〜ッ」



木下「てなわけで解体終了ですな」
小椋「このラッチ解除用プラスチック製スライダ、なんかモロそうです。実際ここの穴が割れて、上のレバーにつながるスライダとを結ぶ金属ピンがどこかにすっ飛んでいってしまったのが原因なのですが」
木下「ここ、一番力がかかるところですよね。プラの最薄部、2〜3mmほどしかありませんよ」
小椋「設計上の問題ですな、だが仕方ありません。筐体を振ると(カラカラ)ほらやっぱり出てきました。こいつです」



小椋「これを元通りにすれば桶」
木下「まぁそうですけど、このモロイ部分をどのように強化するかです。パテでも盛っておきますか」
小椋「いや、瞬接のし」
木下「え、えとでは...スライダにグリスアップして滑りやすくとか」
小椋「耐久性重視、不要」
木下「重視する場所がちげう〜」
小椋「まぁそんな些末時はさておき、無事着脱可能になりました」
木下「おそらく近い将来また不能に陥るでしょう」
小椋「え、縁起でもな〜」
木下「それはおいとくとしても、何か忘れている様な」
小椋「な、何でしょう」



木下「先週大須でげとしたコレはどうするのでしょう」
小椋「え、X30はもう一台在りますから」
木下「あの液晶にスジが入ったアレですね」
小椋「さ、さぁそっちもだ〜」
木下「やり」


--おまけ--





....その410へ続く(次は光学ドライブだ)