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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その402


木下隆雄「一部の報道では、全世界的にノロウィルス感染症が大流行しているようですな」
小椋良二「この年の瀬に迷惑なことです。ま、この季節だからと云うこともありますが」
木下「タチの悪い胃腸カゼという程度の危機感の欠如が問題とも言えるでしょうか。ノンエンベロープでワクチンが作れなかったり、発症後の根治療法が存在しないとか、正直新型インフルエンザより遥かに危険なウィルスであるんですが」
小椋「とにかく体力を温存することが重要ですな。実は私もちと風邪気味で」
木下「それはいけません。早めに治療すると致しましょう」
小椋「あ、貴方が治療をですか?」
木下「うってつけの場所がこちらに」



小椋「聖地に来てどうするんです」
木下「まま。まずは店内へ」



木下「ご覧の通り、店内にもハッキリ治療所である旨が書かれております」
小椋「もうなんか、見るからにそっち系ですね...奥さんとお子さんがいない本日にここに来たのはそういう理由でしたか」
木下「い、いやまぁ先見偵察も兼ねて」
小椋「人柱かよっ」
木下「ほ、ほぉら卵割り放題ですよ〜」



木下「とりあえず、のおまるなラーメンをいってみました」
小椋「こ、これがですか...(ずぞぞっ)...近所にあるラーメン屋の最狂激辛そばよりキテますよ」
木下「(ずぞぞぞ)なるほど、これは旨いと感じられる辛味の上限ですな、我々的には」
小椋「ふぅっ...なんとか食い終わりました。これはヤバいですな」
木下「何を仰っておられるのです、まだ続きがあります」



小椋「所謂コレはあれですか『明日アスの○ツから血の池地獄』の表現と」
木下「なるほど旨いことを云う」
小椋「つか、卵を2個放り込んだのにさっきより辛味が増してますが」
木下「そらぁそうです、カプサイシンは水溶性物質ですから」
小椋「で、そのまま出てきてコンニチワ、腹に悪すぎませんか」
木下「体内の邪気(=ウィルス)を排出することが重要なのです」
小椋「をを、けろっぐ」
木下「なぞ」



....その403へ続く(その後1週間近く腹に滞留)