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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その381

小椋良二「先日のネタは管理者さんのガラにもなくシリアスな内容になってました」
木下隆雄「そうですかねぇ、実際に被災されている方からすれば実感の伴わない空想的レポートと思えなくもありませんし、さりとてオトシ話に持って行くには思い切りが足りず、なんともちうとはんぱだったように思えますが」
小椋「何を仰るのですか、一度破局を迎えれば致命的ともいえる存在を隣人に持つ我々としては、知らずに不安がるよりも存在を認識する所からまず始めなければならないのではありませんか」
木下「まぁ、それはそうです....がそれはそうとして、このコーナーにはやや重いテーマだったかも知れません」
小椋「そんなわけで、今回はサラッと参りましょう」
木下「ほぉ、やっと管理者さんも上向き、久々の散財ねたですか」

もう、ブチ切れですよ

木下「.....えと」
小椋「年も押し迫って参りました、皆様新年を迎えるご準備はよろしいでしょうか」
木下「つまりあれですか、日頃ブツクサ言いながら仕事にかまけて放置ぷれい状態の住環境整備をガラにもなくやってみようと」
小椋「....身もフタもない仰りようですな、雪国の必需品が開始早々1分経たずにエラーを吐くようではどうにもなりません」
木下「んじゃま、とっととかかりましょう」

1.3野口

小椋「一応サポートに電話をかけてみたら『出張修理で1諭吉ほどです』と丁寧にご返答いただきました。ありがとうございますた」
木下「妥当な値段といったところでしょうか、しかしこの機種はたしかリコールがかかっていたような」
小椋「その通り、基板の不良で火を噴くそうです」
木下「をーい」
小椋「てなわけでその方に交換もおねがいすれば一石二鳥というわけです」
木下「お昼に来られましたが、前面基板を交換してとっととお帰りになりました」
小椋「ごろごろべきっ」
木下「てなわけで、これがここにあるのですね」
小椋「説明口調の寸劇にお付き合いいただき、ありがとうございますた」
木下「もういいっちゅうの」
小椋「と、とりあえず大型家電店ではどこでも取り寄せてくれるようですが『専門的知識を持った技術者の方が修理に使用するための部品ですが、大丈夫ですか?』と問われました」
木下「で、そのお返事は」
小椋「大丈夫だ、問題ない」
木下「あうとぉぶふぁっしょん」
小椋「しくしく」

ファン側に先に装着

小椋「技術者が使用する交換部品の割には、ものすごく親切な取説がついてます」
木下「なるほど、その通りにねぢを外していけばよいと....しかし穴とねぢの数が合いません」
小椋「いつものことです」
木下「ていうか、元々ねぢ穴じゃ無い所に付けてませんか」
小椋「あ、あり」
木下「やり」

溶けまくりのグリス

小椋「これは何故必要なのかわからないのですが、不織布のベルトクリーナーに塗るようです」
木下「ホコリ取りなんでしょうかね、それにしても思いっきし溶けてダダモレです」

モーターにかけて終了

小椋「あとはこれを引っかければ出来上がり」
木下「なんともはや、簡単なことで....でオチは」
小椋「ワタシに何を期待しておられるのですか」
木下「いえ、特に」



....その382へ続く(元祖振り子)