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短期集中連載(笑)  
 
−この物語は、フイクションである(?)− 
 
 
その370 
 
 
木下隆雄「とある脳幹構造理論に基づくジェンダー研究家によれば、男は『宇宙を征服する者』で、女は『時間と言葉を食べる生き物』ということだそうです」 
小椋良二「は、はぁそうなんですか....ってなんだかよくわかりませんが」 
木下「つまり空間認識に特化した脳と、時間認識に特化した脳があって、前者は男性、後者は女性に多いタイプということなのだそうです」 
小椋「あぁ、あのとっくに賞味期限切れの地図嫁ですか」 
木下「まそれもそうなんですが....記念日症候群が婦女子に多い、点数加算型恋愛が男子に、減算型が女子に多いというのも説明がつくということです。加算型は『必殺技を使って居並ぶ敵を攻略(=カノジョを落とす)していく』のに対して、減算型は『当初手に入れた食糧で食い繋ぐ』といえばよいでしょうか」 
 
  
 
小椋「そしてある日突然の来訪者を迎えたというわけですか」 
木下「し、仕方がありません。突然蒸発してしまったぱーとなー、あるいは戦地で行方不明になった良人を待ちわびて老いさらばえていくというのもひとつの人生ではありますが」 
小椋「とかいいながら、若い方Ver2.1に走っているではありませんか」 
木下「それは貴方、マルチペアリングという小手先器用な方が便利ですから」 
小椋「で、そういれば先日の大掃除の時に何やら中華パッドの下に片付けていたような」 
木下「へ?」 
 
  
 
小椋「.....」 
木下「.....そ、そおいえば男子には冷蔵庫で物を見失う特性の方が多いそうで」 
 
  
 
小椋「とりあえずSH-04AとVer2.1の方をつないでみたんですが、どうもFn1キーを認識しなかったり、頻繁に切断したりとイマイチ相性が良くなさそうです。さすが八方美人」 
木下「え、えと....」 
小椋「で、どうするんです。ほかに青歯機といえばPCぐらいしかありませんが」 
木下「ま、まぁそのうちに....」 
小椋「何を企む...」 
 
 
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