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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その362


木下隆雄「とある情報筋によりますと、本格的な夏を迎えて管理者さんの体脂肪率が34%をとっぱしたとか、菜食主義で17%台を維持されていた頃を思うと隔世の感ありです」
小椋良二「し、仕事が頭脳労働だから仕方がないでしょう。大脳はブドウ糖を大量に消費しますし」
木下「その消費量を上回る摂取が今日の事態を招いたということなのでは」
小椋「そそそーーかもしれないという気がしないということもそこはかとなく」
木下「貴方が焦燥される必要はない気がしますが....しかし我々も管理者さんの惨状を他山の瓦礫として、ここはひとつ夏のすぽぉつに取り組もうではありませんか」
小椋「ほぉ、して何か適当なモノが」
木下「夏と言えば、あれですよ」
小椋「あれですね」

夏と言えば山

木下「来ちゃった♪」
小椋「をい、どこがすぽぉつですか」
木下「は、腹回りの」
小椋「内側から鍛えてどうする....」
木下「ま、まぁお盆には地獄の釜も開くと言いますし」
小椋「つまりここが現世の生き地獄、血反吐吐くまで食いまくりこの世を餓鬼界とせよ、ちうことですか」
木下「こ、これこれ」

犬とお子様ランチ

木下「ようやく憧れのめにうにありつけました」
小椋「あ、憧れてたんですか」
木下「ほら、ほかのめにうに比べればまともそうだし」
小椋「まあそうですが....」

あの....フォークは

木下「たぶんビジュアルだけで食材として選ばれたこのフランクフルト、ここの料理としては無駄に旨いですね」
小椋「それは確かにそうなのですが、スプーンだけでどうやって食えと」
木下「こういうことでしょう」

血塗られた日の丸

木下「このケチャップ、たぶん髪の毛のつもりなんでしょうねぇ」
小椋「なるほど、つまり日本帝国主義を打破し、現政権はウリナラへの耐え難き過去の侵略という罪業に対し未来永劫誠意有る補償を継続せよ!!ということですか」
木下「いや、なにもそこまで....」
小椋「政治的意図はともかくとして、この頑丈な炒めすぎメシの混じったチャーハンというかピラフというか、まぁそいう代物は何とかならないのでしょうか」
木下「それも山の味わいの一つです。単調な風景も季節ごとに色合いを変えるモノですし」
小椋「つまりアレですか、同じメシを使い回していると」
木下「そ、そんな大きな声で...」

??ドリンク??

木下「さて、問題なく登頂に成功したところでもうすこし山頂散策を」
小椋「あそこの花畑は危険です。得体の知れない毒入り新種が」
木下「すみません、あの『ドリンク』お願いします」
小椋「人の話を聞け〜」

フリオ来ちゃった♪

木下「なんだか美味しそうです、かつて世界中のオバやんをとろけさせたアーティストの、あのヴォーカルのような甘い香りが」
小椋「香りはともかく、この水面に....」

浮遊物

小椋「....なんか40年前の多摩川みたいです」
木下「ま、まぁ行ってみましょう.....」
小椋「....いかがですか」
木下「....確かこれ、ココナツ+オレンジシロップと仰ってましたな」
小椋「そう聞きました、しかしそれぞれの味はドリンクにもってこいなのに、混ぜるとここまでこの2者が合わないとは.....なんだかママレモンでも飲んでいるような」
木下「洗剤系ですね、これで内臓脂肪もすっきり洗い落とし」
小椋「んなわけあるかっ」
木下「仕方有りません。口直しに次行きましょう次」
小椋「なんか底なし沼の予感が....」

増殖

小椋「・・・・増えましたけど、食えるのですか」
木下「・・・・り、律儀な店員さんですね」

太陽神ラー来ちゃった(違

木下「というわけでめきしこからやって来ました」
小椋「サボテンコーラですか、駐車場に生えてるアレを搾ったと」
木下「い、いやそれは貴重な『食材』ですから....これは『アステカパインソーダ』」
小椋「メキシコにパイナップルが生えているとは知りませんでした」
木下「ユカタン半島ですから」
小椋「で、それとこれとどう関係があるのですか」
木下「そういう身も蓋もない言い方を....とにかく飲んでみましょう」
小椋「.....甘ッ」
木下「ていうか香料強すぎッ、入浴剤ですな、これは」
小椋「なるほど、洗濯した後の水は風呂に使え、という訳ですな」
木下「逆だって」

ここは喫茶店だったのか

木下「今回は食事はともかく、ドリンクがヤバかったです。沢の水は飲まない方が良いと申し上げていましたのに」
小椋「かつての○尾鉱山とか神○銅山流域河川並の破壊力ということですか、しかし私その点について根源的な疑問が」
木下「はい、何か」
小椋「このポスターがあるように、ここって喫茶店なのでは」
木下「そ、それは言いっこなしということで」
小椋「や、やり」



------- おまけ -------

本日の遭難者

木下「来ました、甘口メロンスパの密林に彷徨い込んだ女性ひとり」
小椋「しかし救助隊員のみなさん、遭難されるまでメールぽちったり談笑したり、よろしいのでしょうか」
木下「なかなかにS+Mなご一行様でした」

本日の痛車#1 本日の痛車#1
本日の痛車#2 本日の痛車#2

....その363へ続く(ミュールで山に入るな)