変な話Indexへ戻る

短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その352

木下隆雄「今朝のニュースでやっていたのですが、ネットショッピング依存症の方をグループホームで支援する取り組みがあるようです」
小椋良二「....そのネタはともかく、入りが前回と全く同じ気がするのですが、流石に2ヶ月も放置が続くと頭の中も雑草が生えてくるようですな」
木下「そこはそれ、管理者さんの脳汁タレが収まってきた頃ですし」
小椋「は、はぁ....で件のニュースはどうなったんです」
木下「つまりです、依存症だった方によれば『画面に表示される”ありがとうございました”メッセージと商品の到着で、自分が社会とつながっていることを確認していた』のだそうです」
小椋「なるほど、『人間はストロークがないと死んでしまう』と以前にも申し上げましたが、その方は画面の文字と梱包に、大阪のカノジョはネトゲと同じように目の前に現れた少女に対して、破壊することでストロークを求めたわけですな」
木下「そいうことなんでしょう。深手を負った被害者さんには本当に気の毒としかいいようがありませんが....しかしまぁ、後戻りのできない逸脱路に迷い込む前に、なるべく現実との間に『互いに心地よい接点』を持つことが重要なのではないでしょうか」
小椋「ほぉ、してそれはどのように」
木下「ご〜ご〜」
小椋「なるほど、梅に鶯、フジ三太郎に月見蕎麦、管理者さんにすぱこんですか」
木下「それはとうの昔に改名して網回転ですけど」
小椋「馬の耳に念仏ですな」
木下「さ、さあそれでは皆さん、逝っきますよぉ〜」
小椋「をを、あばれっど」

いきなし集中工事

木下「をーい」
小椋「全線全域に亘って、なかなかに凄まじい渋滞ですな....ていうかこないだ告知が出ていたじゃないですか」
木下「仕方ありません。秋葉は諦めましょう」
小椋「まぢで行く気だったんですか....到着がは○べえさんなみになりますけど」

木下「さてと着きました」
小椋「確か今回の目的は黒版の冷却強化...ていうか過熱防止でした。ではいつものお店のいつものお兄さんに会いに行くとしますか」

いつものお店ですけど何か?

小椋「ってちげ〜」
木下「お、大須に来てここに寄らないなどということがあり得ましょうか(いや、ない)」
小椋「ここに来たところで、撮影拒否食らって追い出されるのがオチだと思いま.....」
木下「も、もしもし?」

ちびっと白

小椋「さて、こちらにも寄っときましょう」
木下「さっき言ってたことと今やっておられることがまるっきし正反対なのですが、そもそもそのようなブツを手に持った状態で攻撃されたらよけようがありませんよ」
小椋「それはつまり実弾攻撃ということですか、うまいことをいう」
木下「いや、さらに乗っかるだけです....ってま、このへんの白ロムはするーしてと」

チビぬりかべ

木下「....また妙ちきりんなものが」
小椋「感触からすると超音波式でしょうか、持続タッチで右クリックにはならないようです」
木下「お店のお兄さんによるとSVGAとのことでしたな、XGAならもう少し用途があったかも」
小椋「な、何の?」
木下「さ、さぁ...」

背面

木下「こっちからみると、意外と普通」
小椋「パネル部分にすべてが集約されてるんだったらイケてるんですけどね」
木下「この値段で売ってませんって」

木下「さてと、目的のモノもげとしたのでメシ食って帰りますか」
小椋「実は私、先週末家族と暴飲暴食したものでちと腹が...」
木下「なるほど、それなら消化促進にもってこいのお店へ」
小椋「ほほぉ」

旨いと感じる上限の辛さ

小椋「....私の胃に穴を空ける気ですか」
木下「い、一応健胃薬(蕃椒+山椒)なんですが」
小椋「『過ぎたるは及ばざるがごとし』って知ってます?(ひー)」
木下「ま、まぁ『心頭滅却すれば火もまた涼し』といいますし(ひー)」

戦利品

木下「というわけで、本日の戦利品です。なにやら目的のモノ以外にノイズが混じっているようですが」
小椋「ていうか、ノイズの中に目的物が混じってるのでは。いつものごとく」
木下「おまえが言うなっ」
小椋「さ、さあではさっそく取り付けを」

....逆なんでは?

小椋「終了」
木下「早ッ...てこれ逆じゃないんですか、CPUと周辺のレギュレータを冷やすようなことが書いてますけど」
小椋「いやそうしたかった...というか、画面下方のVGA統合サウスを冷やしたかったのですけどね、どうもこの方向にしか装着できないようです」
木下「180°反転することは可能のようですが」
小椋「え、えと....まざぼ外して取り付けするのペンどくさい」
木下「やり」

T_caseぎりぎりまで戻った

小椋「で、これがPrime95で全負荷試験約1時間経過の状態」
木下「ほぉ、リテールだと5分ほどで70℃突破してビープ鳴りまくりでしたが、どうやらコア温度は60℃ぐらいで均衡ですな」
小椋「これなら4コアフルパワーで連続エンコしてもなんとかなりそうです」
木下「よかったですな....というより、フルパワー運転できないリテールファンって」

トップフロー/サイド流し

小椋「外してみて気がついたのですが、このファンの構造だとホコリがフィンに目詰まりした場合、空気の逃げ場がなくなるような」
木下「実際その通りになってましたね、熱の届かないフィン上部だけ冷えて、根本はチンチン燃え燃えだったという」
小椋「それに、仮にその状態になったとして、エアブロワーで掃除しようにも横側からブローできないので、結局外さなければならんわけで」
木下「そこへいくとこのファンはフィンの間を上から下へ斜めに吹き抜ける構造ですから、掃除も楽だと」
小椋「おわかりいただけましたか」
木下「散財を正当化しようという貴方の意図が」
小椋「ぐぼあっ」

....その353へ続く(対岸から黄泉の熱風)