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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その347

木下隆雄「ようやく今年も脳天に何かが上ってくる季節がやって参りました」
小椋良二「そういえば管理者さんも間もなくカラ出張を口実に上京する季節がやって参ります、ここのところ休日出勤の連続で何処へも行けないと思い込み、奥さんに逆ギレしていたようですから」
木下「夜間出撃すればいいのにねぇ、未明まで起きてるんですから」
小椋「何処へ行けと言うんですか」
木下「一宮IC」
小椋「それ、業界同じでもジャンルが違います...」

小椋「とりあえず、今日もこうして出勤しているんですから、どこかでガス抜きしておかないと八方ふさがりになってしまいます」
木下「たしかに、では出かけると致しましょう」
小椋「をを、久々に巡回ですか」
木下「そうです、こちらへ」
滋賀険道285号/中河内(北)側入口

小椋「....なんか豪雪のにほひが」
木下「たしか昨年末にバリケードブロック喰らった場所の反対側です、こちらは集落もありますし、まぁ行けるところまで行ってみてはどうかと」

『積雪・凍結の為通行止め』だそうで

小椋「なんかいきなり看板が出てきましたよ、しかも埋まってるし」
木下「よく見かける風景です。道はこの通り見えてますし問題なし」
小椋「いや、そういうことではなく」
木下「おぢゃんくも険道も同じです。"at your own risk"です」
小椋「なるほど、ばりけーどがあれば引き返せばよいと」
木下「いえ、とっぱ」
小椋「まてこら」

正真正銘『凍結』中

木下「....」
小椋「....さぁどうぞ、とっぱ」
木下「こここいつは想定外でした。新しいパターンの通行止めです」

登ってみる

小椋「わごな〜ると比較するに、積雪は2m程残ってますな」
木下「人工物に頼るのではなく、天然物を壁として要害化するとは、なかなかにエコなアイデアです」
小椋「ていうか、単なる放置では」
木下「まぁ....そうは言っても今月末には開通予定ですから、ここを雪こぎすれば後は」

山の向こうまで『凍結』中

小椋「....延々続いとります」
木下「冬来たりなば春遠からじ、暁暗とは正にハイネセンの名言」
小椋「な、なぞ....ところで本日のお言葉の意は」
木下「『行き止まり人生』」
小椋「なるほど、管理者さんそのもの..(ごす)あうっ」
木下「ジンセイ( ̄▽ ̄)vオワターでも、このコーナーは続くと」
小椋「そ、そおかなぁ...ヒリヒリ」

....その347へ続く(酷道365も同じぱたーんだた)