短期集中連載(笑)
−この物語は、フイクションである(?)−
その341
木下隆雄「なにやら豪速の嵐が列島を駆け抜けて、今回の連休は抜けるような青空になりました。さてどちらへ出かけましょうか」
小椋良二「何を寝言ほざいておられるのですか、あと4時間で休みは終わりですよ」
木下「うぞっ」
小椋「おボケになられるのも無理はありません。管理者さんが頭に妄想して描いておられたお出かけプランは悉く潰れ、またしてもゲーセン←→ファミレス←→おうちのぴぼっとふっと状態でしたからね」
木下「結局昨晩は徹夜でげしっておられたようですが、欲求不満をダラダラとした文章にブツけたために、貴重な読者さんから『長い』とのご指摘の痛撃を喰らっておられましたな」
小椋「無駄な部分を削ぎ落とし、究極まで切り詰めきることが文章作成の上で必須かと」
木下「ソレを言ったら、ここが消滅してしまうではないですか」
小椋「ぽげあっ」
木下「そんな自沈気味の管理者さんと違い、我々には行くべき場所があります」
小椋「そ、そうでしたっけ」
小椋「ほー...」
木下「ご覧ください。街も秋の茜色一色に染まっています。正に巡回日和」
小椋「街自体は秋ではありませんが」
木下「仕方ありません、ココロの保ちよう一つで、ミル貝もウニ寿司になります」
小椋「をを、国分寺書店」
木下「で、いつものあそこです」
小椋「『即通報』と仰いましても、されたかどうかすら不明瞭な気が、このカオスでは」
木下「そんな中、キラリと光るこの一品」
小椋「あぁ、鉢丼亭に以前あったプロなアレですか」
木下「500えん、如何ですか」
小椋「バールで電脳を解体するような店で何を逝けと」
木下「あ、やぱし」
木下「ここ、店員さんが居るのを初めて見ました」
小椋「突然なんですか、我々ははーどぢゃんかーとしてこの地に」
木下「こちらのコスもある意味ハードウェアですから、しかも店頭でチクチクやっておられます。オーダーメイドのお店だったんですね」
小椋「なんか注文されている方がおられるのですが」
木下「一宮ICあたりに点在するこの手の店とは客層も使用目的も違いますから」
小椋「は、はぁ....(なで知ってる?)」
小椋「気を取り直して新店開拓です。ここにこんなお店があるとは知りませんでした」
木下「おぢゃんかー期待の星というわけですか、呼び込みまでやって気合いが入ってましたが、ちょっと方向性を間違えてるような気が」
小椋「いいんです。どうせそのうちお客は淘汰されてコアなしとだけ残りますから」
木下「いいのか、それで....」
小椋「というわけで、NERV仕様です」
木下「おひとついかが?>変形する方」
小椋「おひとついかが?>ラーラーラーな方」
木下「なぞ」
小椋「こちらの方も一応覗いておきましょう」
木下「これはゲーマー向けの鍵盤ですな。キー応答が速すぎてタイプで重ね打ちミスが出るという」
小椋「それ、鍵盤として意味あるのでしょうか」
木下「むしろプログラマブルなコンパクトキーボードを使った方が良いのではないかと」
小椋「とりあえず、我々としてはパスですな」
木下「さてメシ....っておいおい」
小椋「モリゾーは遠くになりにけり、ですか。ついに万博刀削麺も消滅」
木下「このような事態に至り、どこで補給すればよいのでしょうか」
小椋「ここしかないでしょう」
木下「なるほど、メニュー制覇を目指すわけですか」
小椋「んなわけないでしょう」
木下「では早速」
木下「たいころセット、ヒレカツとエビ春巻きです」
小椋「これだけで十分旨いんですけど、うっかりナンプラーかけ過ぎました」
木下「まるで塩を食ってるみたいですね」
小椋「続いてレッドカレー」
木下「劇辛にしてもらいましたが、これはほどよい辛さです」
小椋「残念ながら今日はタイ米ではありませんでした」
木下「やはりスープカレーには長粒種ですな」
木下「続いてトムヤムスープ、味的には微妙にカレーとキャラ被ってます」
小椋「こちらはサッパリ、あちらはココナツでクリーミーですから」
木下「さらに野菜炒め」
小椋「これは....さきほどのカツですな。でも味わいが違ってこれもよし」
木下「ラストの春雨サラダ」
小椋「....結局ほぼ制覇ですか」
木下「量が適度なので問題ないでしょう」
小椋「...ていうか何ですかこの底に敷き詰めた唐辛子は」
木下「さぁびすと思われます」
小椋「さぁて、来週も」
木下「お言葉を返すようで申し訳ありませんが、今日は9月26日です」
小椋「な、なにょっ」
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