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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その338

木下隆雄「人は日常に倦むと非日常を求めていつもの場所から脱出を図ろうとする生物なのでしょうか、それは正にブリザードの中タマゴを抱き、遠い海まで餌を取りに決死の旅をし、子供を育てることを何万年も繰り返してきたペンギンが、氷河ジャンプという娯楽を生み出したかの如く」
小椋良二「というようなことを仰ってますが何か前回、ていうかここ何回同じハイリばかりですね。あまり日常を踏み外すと、筆者さんの街の肥え壺で現在展開されている修羅場のようになりますよ」
木下「ああいう戻れないところまで行き着いてしまった非日常は、家族始め多くの皆さんに迷惑をかけるのでいけませんな。ぎりぎり戻れるかどうか....というあたりがミソではないかと」
小椋「そんなわけで毎週同じパターンの家族サービスに飽きた貴方が、奥さんと怪獣さんの留守をいいことに何やらまたやらかそうと企んでると」
木下「そうです、突然ですが私、誰もやった事の無いような走召長距離爆撃を敢行してみようと思います」
小椋「ほお、それは?」
木下「種子島中央高校見学」
小椋「それ、計画してる方がいるし」
木下「え、まぢ?ぢゃ豊郷小学校」
小椋「めっちゃ近所やん」

木下「とにかく週末なんて考えているうちにあっという間に過ぎ去ってしまいます。どんとしんく、ふぃ〜るです」
小椋「デス高のヘッドか、あ〜たは...でどうするんです」
木下「いけるとこまで行ってみましょう、幸いどこまで行っても1000円ですし」
小椋「ま、まぢですか」
木下「当然です、このぐらいしないと日常を破壊する事など問題外です」
小椋「996きろx2、100kmで走りどおしでも20時間かかるし」
木下「何、%たいとる%通りなら片道6時間チョイです」
小椋「ていうか、貴方のましんて15万きろ走召の軽自動車だったのでは」
木下「細かい事は気にするな」
小椋「やり...」



木下「やってきました。この蒸し暑さ、流れるユルげな空気、流石は南国です」
小椋「久しぶりですが見慣れた景色が広がってます、日和りましたな」
木下「え、えと....自宅の南西方向だし、イ吏 彳走さんつながりだし」
小椋「わけのわからないこと言ってないで、とっとと巡回にかかりますか」
木下「そ、そうですね」



木下「南国土産としてこれは外せないところでしょう」
小椋「ノーマークで全く問題ないです。音々てキャラ名はなんとかならなかったのでしょうか」
木下「というと、どのようなモノがよろしいので」
小椋「でんでんたうんだけに、でんこちゃん」
木下「電気を大切にねっ」
小椋「お前が言うな」
木下「それにしても売り切れ御免の割には一山いくら状態です、賞味期限は大丈夫なのでしょうか」
小椋「こういうこともあろうかと、保存食」
木下「なりへそ」




木下「やぱ堺筋に出たからにはここは外せないでしょう」
小椋「とかいいながら、結局は日常に埋没してるぢゃないですか」
木下「こ、これは現状視察ということで...ほら、『おとちゃん!らうずかーどコンプしたい!』とか何とか怪獣が宣ってるので相場を確認する必要もありますし」
小椋「で、店内撮影禁止をブッチしてがっつり怒られてますけど」
木下「在庫無し。あっても爆高。まったく利用価値無し」
小椋「あ、根に持ったな....」





小椋「来ました、堺筋に出たからにはここを外して何の巡回でしょうか、いやない」
木下「反語付けてもパクリはパクリです。まだ残ってたんですね」
小椋「何か売り場が移動してましたが、それでもなかなかの品揃えです」
木下「あぁそうね、重り代わりのばってらとか、交換する本体がない鍵盤とか」
小椋「うちにはあります。760XDの跳ね上げきーぼーどなんてレア品ですよ」
木下「ていうか、貴方が以前買ったときからあまり減ってないような」
小椋「だからこそすとっくせんたぁ」
木下「そのうち○ブれるぞ」



木下「何か目を惹きますなぁ、コレ」
小椋「その辺に良く落ちてそうですが....それにばってらといってもあの使い捨てリチポリセルですけど」
木下「よくみると、ライトとセルは別売りなんですね」
小椋「ま、生ハムメロンみたいなものかと」
木下「どちらかというと酢豚のパイナップルでは」
小椋「値段的にはそっちですな」
木下「とりあえずげと」
小椋「え、え"。。。?」
木下「今日はとりあえずイベントも控えていることですし、ここらで撤収」
小椋「さきほどのお店で『貴方のような方がこのアイテムをげとされるのは珍しいのですが、どのようにお使いですか?』とか聞かれてましたけど、それと何か関係が」
木下「で、では次回、『そうだ、峠、行こう#2-峠のブロック復讐突破編-』を刮目して待て!」
小椋「雨天中止」
木下「えぇ"〜〜まぢぃ〜?」
小椋「私を殺す気ですか」
木下「さ、さぁ帰ってきました。では本日の戦利品」
小椋「脈絡のないお買い物ですな....ってあれ?」



木下「.....やっちまった、本体がない
小椋「慌てて買うからこういう事になるんです。ま、ぢゃんくと思って」
木下「取りに行きましょう」
小椋「ま、まぢ?」



木下「てなわけで、無事戻ってきました。お店の方の誠意ある対応で商品いただきました」
小椋「それもともかく『こないだもおられましたね、展示に出しといたら箱だけ持ってった方が』って...ちゃんと中身入りの箱を展示しといてください>お店の方」
木下「まいいじゃないですか、こうして現物げとできたわけだし」
小椋「余分高速代、〆て3600えん」
木下「わ、割引は?」
小椋「ここ、阪神高速ですけど」
木下「し、しもた....」
小椋「お約束のつぼ」

....その339へ続く(暑さでドライアップ寸前)