短期集中連載(笑)
−この物語は、フイクションである(?)−
その322
木下隆雄「先日来、某板で漢のPC談義がなされているようですが」
小椋良二「元々女子供の使うべきものではないでしょう」
木下「....それは偏見、というか『使う』のではなくて『いぢる』のがそうなのではないですか」
小椋「だとするとここをご覧の方々は皆さん該当するという訳ですね」
木下「まぁ、いぢるのは漢のイドですから」
小椋「しけべ」
木下「なぞ」
小椋「時代とともに軽薄短小化が進み、去勢されてうすっぺらなデバイスばかりになっていくのはどの産業でも同じことで、嘆かわしいことです。ましてや痛ノートと来た日には」
木下「全くです、女子校生に群がって完売とは、旦那様魂spiritsはどこへ行ってしまったのでしょう」
小椋「それ、嘆き所ちげうと思う....」
木下「とにかく例のイ吏 彳走の方もノタマワッテいたとおり、『うんたらもばいる6』とか『O次郎Q太郎』とかいうちまちましてアッという間に時代の奔流に押し流されてしまうような物ではなく、時空を超えて生き続ける、何かこう骨のある1台をこそ愛用するのが、漢たる者の使命ではないかと思うのです」
小椋「なるほど、貴方がそこまでに推してくださるのは心強い限りです。というわけでこちらですな」
木下「え、えと....そいうわけでは」
小椋「動作中にポトリをブチ抜いたせいか、電源が全く入らなくなって死蔵していたのをなんとか引っ張り出すチャンスが訪れました。では早速ハラワタカッ捌いて臓物すげ替えにかかりましょう」
木下「をを、シグルイ」
小椋「...は?」
小椋「マイクロドライバなんぞ全く出番がありません」
木下「まさに巨根がブチ込まれてます」
小椋「まぁ、お下劣」
小椋「ついでに目隠しも」
木下「ぷれい好きだったのですね」
小椋「なんか方向があさってを向いてるような....」
木下「DRAMというのも時代を感じさせますな」
小椋「やはり750以前のモデルですからね。このカバーを外さないと前面フレームが外れないと」
小椋「ここで、フレームをよいしょと持ち上げると」
小椋「ご覧の通りの電磁スクリーンが」
木下「N27sxほどではありませんが、なかなか分厚いですな」
小椋「それにゴムシールが入ってるのは、意外と衝撃に弱いのかもしれません」
木下「そういえばぬりかべくんにもこんなシールドが入ってましたけど」
小椋「やぱ要るんでしょうかね」
木下「LCDの真後ろがシステムボードになりますから」
小椋「というわけで、そのシステムボードが出現」
木下「フレキと普通のケーブルが混在ですか、過渡期のマシンを感じさせます」
小椋「ひっくり返すと、CPUとメモリが出現」
木下「この486DXって、まんまデスクトップ用のじゃないですか」
小椋「デカさからすると、そうかもですね。むしろDRAMユニットの方が小さいかも」
小椋「死すボと生きボを並べてみました」
木下「なんかこう、微妙にチップベンダーが違うような」
小椋「よくあることです、CyrixとTiとか」
木下「祐子と弥生とか」
小椋「ヒロシとキーボーとか」
木下「人生と幸朗とか」
小椋「それは違うぞ」
木下「...とにかく死すボに集ってる連中をひっぺがして生きボに載せ替えましょう」
小椋「...インバータユニット忘れてますよ」
木下「デカイですな」
小椋「こいつだけツメで止まってますね」
小椋「電撃150ぼるととか書いてます」
木下「ぴ○ちゅ〜の1/660ですな」
小椋「食らってみたいですか」
木下「遠慮しときます」
小椋「というわけで、めでたく火が入りました」
木下「その代わりにオーブが出てますが」
小椋「え、縁起でもない...」
木下「で、どうするんです。出張先にはW-ZERO3の代わりにこいつでと」
小椋「それが....PCMCIAデバイスを認識してくれないので、とりあえずWin95が起動するところまで」
木下「...その後の予定は」
小椋「未定」
木下「ま、また放置ぷれいですか」
小椋「それもまた漢」
木下「やり」
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