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短期集中連載(笑)  
 
−この物語は、フイクションである(?)− 
 
 
その291 
 
  
木下隆雄「それにしても梅雨が明けたと思ったら何なんでしょうかこの暑さは」 
小椋良二「そんな時期にわざわざカンツリーから灼熱の坩堝たる都心、しかもヒートアイランドの責任の大半を負っているようなこの街にやってくるとはどういう魂胆があってのことですか」 
木下「し、仕方がないでしょう....高田トラベルを録画しようとしたら『ドライブの空き容量が足りません』などと怒られてしまうほどに状況は逼迫しているのですから」 
小椋「それ以前に貴方のサウナ部屋をなんとかしたほうがいいんじゃないですか」 
木下「さ、さぁ夏だ!○○○"だ!!アキバ2ご〜ご〜っッ」 
小椋「ついに頭蓋内蛋白凝固ですか」 
  
 
木下「,,,,と出ては来たものの、なんなんでしょうこの雰囲気は」 
小椋「最早お盆モードに突入していますね、街全体がダラケ切っています」 木下「合成写真のような眼鏡の方の表情が全てを物語ってますね」 
 
  
 
木下「露天商の皆さん、ご苦労様です」 
小椋「ていうか、売る気あるのか」 
木下「例のイラク人たちはいつも通りお元気のようでした」 
小椋「砂漠を行商するよりよっぽどマシということでしょうか」 
木下「とりあえずこのカメラ、録音機能がついてるみたいですよ」 
小椋「お値段もビックリするような額がついてましたが」 
木下「あとはフィルムだけですね」 
小椋「おまけにつけてくれないでしょうか」 
木下「それならカメラがおまけでしょう」 
 
  
 
木下「というわけで、焦熱地獄を避けてやってまいりました」 
小椋「よりによってこのお店を選ぶとは.....ImpressTVに出ていた『ショボい方は明らか』を確認にきたのですか、それともCore2Duoのせいで4Fに追いやられた哀れなAM2たちを見舞いに訪れたのですか」 
木下「え、えと....とりあえず目的のものを買って撤収しましょう」 
 
  
 
小椋「....なんとも微妙な組み合わせのお買い物です」 
木下「しょうがないでしょう、全ては大容量+冷却のためですから」 
小椋「それはいいんですが、12Vコネクタが空いてません」 
木下「うっ」 
小椋「それにこのファン、HDD底面に直付けなんですけど、貴方の3.5"ベイってなんだか底面が覆われていてしかも突起がありますよ」 
木下「ぐっ」 
小椋「んでFDDけーぶる、フラットでもぜんぜん風を遮ってないんですけど」 
木下「....そ、それではまた来週〜〜」 
小椋「はて、まだ何か忘れているような」 
  
☆☆定点観測☆☆ 
  
木下「....教祖様も随分と背が伸びて、お若くなられました。お召し物から察するにフットボウラーは引退なさったのでしょうか」 
小椋「どちらかというと側近の方にもお見受けしますが....今回はわたごしゅということですか」 
木下「夏ですから」 
小椋「貴方も分かってきましたね」 
木下「し、しまった」 
小椋「やり」 
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