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短期集中連載(笑)

−この物語は、フィクションである−


その234


6・20 神奈川県大会二回戦 厚木球場 観衆:1000人

 
葛野高校 8 11 7 12 5         43 56 0
青稜厚木 0 0 0 0 0x         0 2 3

葛野高校:中島−上山
青稜厚木高:高坊1・高坊11・高坊14−高坊2

規定により5回コールド
(以下略)

6・22 神奈川県大会三回戦 鶴ヶ峰球場 観衆:2000人
 
川井工高 0 0 0 0 0         0 3 4
葛野高校 12 5 7 1 X         25 32 0

葛野高校  :中島−上山
川井工業高校:高坊1・高坊12・高坊15−高坊2

規定により5回コールド
(以下略)

6・25 神奈川県大会四回戦 淵野辺球場 観衆:1500人
 
相模台高 0 0 0 0 0 0 0     0 5 2
葛野高校 1 0 3 4 9 0 X     17 25 0

葛野高校 :中島−上山
相模台高校:高坊1・高坊11−高坊2

規定により7回コールド
(以下略)


6・25 神奈川県大会準々決勝 三ッ沢球場 観衆:5500人
 
横浜鉱業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 2
葛野高校 1 0 0 1 0 0 0 0 X 2 5 0

葛野高校:中島−上山
横浜鉱業:堀井−辻

1回表 豪腕・中島と、サイドハンドから内角を抉るえげつないハラキリシュートで県下屈指の右腕・堀井の投げ合いが予想されたが、いきなり麻原が姑息なセーフティバントで出塁。竹内の放物線送りバント「G線上のアリア」で2塁に進んだ後、新沼の超音速スイングが炸裂。運良くボテボテの当たりをグラブにおさめた堀井が、2・3塁間で座禅状態の麻原をみてショートに送球するが、タッチを空中浮遊で躱し3塁を落とし入れる。動揺した堀井の上山に対する初球が大暴投となり麻原が悠々と生還し葛野先制。
4回表 ここまで影の薄かった(というか全く登場しなかった)下位打線が奮起。
あさのときしだのヒットエンドランが成功し1・3塁に。根岸のショートへのボテボテの当たりが併殺崩れとなる間にきしだが生還し葛野2点め。
9回裏 スタミナが心配された中島だったが、博士の肉体改造が功を奏したのか、日焼け止めを塗った白い肌に黒々とした胸毛をなびかせながらついに最後まで150キロ後半の豪速球は衰えず、強豪相手に17奪三振で完封勝利。

....その235へ続く(女子部員に野外ぷれいさせたい)