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短期集中連載(笑)

−この物語は、フィクションである(?)−


その217

小椋良二「私が母艦でMPEG4エンコードを始めてからかれこれ半年以上経つのですが、実は今までほとんど成功したためしがないのです」
木下隆雄「といいますと、画質がイマイチとか....」
小椋「いえ、母艦ではうまく再生できても、なぜかTransNoteだとかならずどこか再生の途中で画面が止まってしまうのです」
木下「ほほぉ....それはおそらくビット飛んでますね」
小椋「おまけに昨日録画したのは途中にモザイク入り」
木下「メモリーモジュール変えたほうがいいですよ、それ」
小椋「そうなんですが、じつは先日535のジャンクを\6,000でゲットしてしまいましてもうお金が....」
木下「ああ、また貴方お得意の『炭団の苦しみ』ですな」
小椋「しかもこれが新品と見紛うばかりの程度のよさ、キーボードもほとんどテカリなしでTrackPointキャップは新品、3号機の故障ポイントだった液晶パネルもヒンジがものすごくカッチリとしていました。おまけになんとバッテリーがしっかり生きていて、LCDパネルライトONのままMP3再生して1時間30分もつという新品同様の元気の良さでしたよ正にありがとうムラオカばんざいムラオカ状態ですねほらご覧になります?
木下「....つまりは自慢話がしたかったのですね」
小椋「でへへ」
木下「....ジャンクの」
小椋「しくしく」
木下「忙しい方ですね」

木下「それにしても、どうしてもエンコードがうまくいかないのであれば他人を頼るしかないわけですよね」
小椋「その点に関してはもうアップ職人さん様様です。便利な世の中になりました」
木下「しかしながら、いかに画質を求めるとはいえ時々その職人気質についていけないことがありますな」
小椋「確かに。先日もとあるムービーを落としてみたら今流行りの120fps、うちのマシンの1GHz雷鳥+PC-133SDR-SDRAMではマトモな再生は不能でした」
木下「ハッキリ言ってろーえんどです。それ...」
小椋「そ、それはともかく....複数のコンピュータで構成されるネットを介してやりとりされるデータですから、やはりどうしても問題が起こる可能性は0とはいえないわけです」
木下「つまりあなたはネットというデータ授受の経路に疑問を感じておられると」
小椋「そうです。やはりヒトの手から手へ、モノのやり取りがココロのやり取りになりようにしなければ。で、これなんか」

木下「おっしゃってることとこれの意図するところがどう関連するのか、今一理解しがたいのですが....」
小椋「ま、それはともかく、一枚頂いていきましょう(めりっ)」

小椋「はい、おっしゃる通りだうんろーどが終了しました」
木下「これじゃ街角てっしゅとあまり変わらないじゃないですか....しかも限定6枚、ハガすのも写真とるのもモノスゴク抵抗があるんですが」
小椋「しかしながらこうしてCD-ROMに入ってるんですから、間違いないですよ。ではインストールしてみましょう....」

木下「....『うちまで落としに来い』と言ってるようですが....」
小椋「もげろっちょ」

....その218へ続く(また”吊りネタ”かよ....)