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短期集中連載(笑)

−この物語は、フィクションである(?)−


その154

木下隆雄「先日某掲示板で国際事務機器株式会社製品へのとめどなく溢れる愛を説いておられた方がいらっしゃいましたが大手家電のみならずPC専門店の店頭からも撤退相次ぎ若し展示在りとしても片隅に追いやられあまつさえTrackPointを外したままのみすぼらしい姿で晒し者にされている事の多いかの会社製品群にもかかわらず相変わらず熱狂的な愛好者がいらっしゃるもんですねぇ貴方」
小椋良二「・・・・一気に走りましたね」
木下「大体今時FDDもついてない、ヒカリモノもついてない、おまけにofficeもついてないじゃ、新規ユーザーを開拓できませんよ」
小椋「貧しい発想ですねぇ.....リンゴとイチゴとマスカットを一緒に食べてもパインにはなりませんよ。第一あの会社はコンセプトと品質で勝負する製品を出しているじゃないですか、それで十分です」
木下「必ずどこかアキレス腱のある企画倒れ製品という言い方も....」
小椋「わ、私はちゃんとほら、カルテ管理という使用目的が」
木下「で、実際に使ってるのですか」
小椋「・・・・」

小椋「....それはともかく、只のノートとしても決して悪くないですよ。私はビデオウォークマンとして使ってますし」
木下「その割には10GBのHDDはショボいですねぇ....そろそろサクッと換装しませんか」
小椋「う"」
木下「さ、起動FD作って...」
小椋「....ありません
木下「んじゃ、CDブートで...」
小椋「....できません
木下「まぢですかぁ?」
小椋「知ってて聞くなぁあぁっ
木下「う、うわっ暴れるとタッチパネルの購入ボタンが....(ちっ)」


小椋「・・・・そういう事情で、これが今ここにあるわけですね」
木下「展開が前代未聞の強引さです。しかしでかいですな、ウルトラマンがピグモンに見えますよ」

小椋「5インチベイ用のストレージだから仕方ないじゃないですか」


木下「まあそうですけど、こんなスカスカの筐体だけで定価\21800というのは暴利にもほどがありませんか」
小椋「でもほらどうです、TransNoteに接続したらすっごくスタイリッシュですよ。まるでかの一世を風靡したマンハッタンシェイプじゃないですか」
木下「場所の取り方もアメリカンですな、普通のオフィス机じゃ使えませんよ。それに何でも黒でそろえろというのは、そ○ーばりの『純正傾斜心理を逆手に取った阿漕な商売』といえるでしょう」

小椋「し、しかしこれはPCMCIA経由でブート可能というすごい特徴があるわけで...」
木下「ほほぉ....それは使えそうですな」
小椋「でしょう?ではやってみましょう。F12→ブートメニューからATAPIを選んでと」

木下「おおっ、W2kの再インストールが始まりましたね....」

小椋「あ、あれ」

....その155へ続く(コンボドライブほちい)