変な話Indexへ戻る

短期集中連載(笑)

−この物語は、フィクション(?)である−


その132


木下隆雄「突然ですけど」
小椋良二「いつものことです」
木下「まだ何も言ってませんよ.....」
小椋「まあ、そこはそれ」
木下「やれやれ....で、貴方は直感を信じますか」
小椋「何を聞くかと思ったら薮から棒に....そうですね、『経験の蓄積に伴う瞬間的な状況把握と判断』が直感だと定義している私としては」
木下「またそういうこむずかしいことを....」
小椋「何簡単です、朝の小田急の急行で進行方向左手にオネエサンが立っていたら祖師谷大倉先のポイント通過時に密着ぷれいが楽しめるとか、新宿映画館街で2回目の上映に間に合うように歌舞伎町を通ると、早番で出勤のフーゾクのオネエサンを尾行できるとか」
木下「それは直感ではなく犯罪です」
小椋「まあ冗談はさておいて」
木下「眼がまぢでしたよ」
小椋「(無視)....偶然を切り取る本コーナーとしては、常にネタを拾う準備と心構えは持っていてしかるべきです」
木下「そ、そういうコーナーだったんですか、ここは」
小椋「いまさら何言ってるんです、ほらでじかめ」
木下「わかりました隊長.....あっ!あそこに!!」
小椋「をををっあれこそ前から追いかけていた....!!木下隊員、捕捉だっ!!」
木下「はいっ!隊長ぉっ....(ぴっ).....あぁぁぁっ」
小椋「どうした木下隊員!」

木下「逃しました.....」
小椋「銃殺に処す」

....その133へ続く(またいつの日にか...)