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短期集中連載(笑)

−この物語は、フィクションである(?)−


その82

木下隆雄「先日、五木寛之の短編集を読んでいたら『さかしまに』という一編にちょっと引っかかりまして」
小椋良二「あーあの上から読むと翼賛文学、下から読むと体制批判というあのオチですね」
木下「『オチ』....まあそうなんですが、回文とかいざ考えようとすると結構難しいですよね。ちょっと感心しちゃって」
小椋「回文だったら簡単ですよ。ほら」

一筒 五索 一筒
小椋「これが『トマト』」
木下「・・・」
小椋「これが『新聞紙』」
木下「・・・・・」
小椋「んでもってこれが『竹薮焼けた』。かなり高度な技です」
木下「・・・・・・・んでこれがどうしたと?」
小椋「捨て牌でこれを達成して、ぐるっと回せばパワーアップといいます」
木下「ぱわーあっぷ....なにかいいことがあるんですか」
小椋「いえ別に」
木下「小三元崩してまでやることなんですか」
小椋「何事にもジコマンは大切です」
木下「なるほど、つまりこのコーナーと同様ですな」

小椋「その通りなんですが、今回はオチもかなり尻すぼみですね」
木下「すぼむどころか、かなり『やおい』が入ってると思います」
小椋「夏休みですから仕方ないですね」






....その83へ続く(イルカ暗い)