短期集中連載(笑)![]()
−この物語は、フィクションである(?)−
その59
木下隆雄「珍しく連日の平日休暇なのに、なんかいまいちな天気ですね」
小椋良二「おまけに昨日はワケワカなドライヴに付き合わされるし、ねぇ」
木下「おまけに子供にプレゼントしようとしたら『1つだと喧嘩になる』とカミサンに窘められるし、ねぇ」
小椋「結局地球の汚染に一役買っただけと」
木下「いいんです、後生大事に持ってますよ。しくしく.....」
小椋「あ、スネた....」
木下「フテくされて自室に篭ってPCでTV見ていたら、TV東○で『エイセスAces-Iron EagleV-』をやってました」
小椋「あーあのれしぷろ機でジェット戦闘機とドッグファイトするアレですか。昨日は『メタルブルー-Iron EagleU-』だったし、なんか今週の昼間は体育会系パチもん飛行機アクション映画週間のようですね」
木下「・・・もうちょっとそれらしいキャッチは浮ばなかったんですか?」
小椋「でも、まんまでしょ?」
木下「そ、それは・・・」
小椋「ルイス・ゴセットJr.もよくこんな映画に出ましたね、シリーズ化したのは彼の俳優人生の汚点ではないですか。まあ千葉真一のバンザイ・アタックはお約束通りってカンジですが」
木下「『元敵同士の炎の友情・劣る性能を気合でカバー』・・・泣かせるじゃないですか。ぐすっ」
小椋「そこが体育会系だというんですよ。大体噴進式局地戦Me263だったら機銃なんかより熱線追尾ミサイルロックオンでイッパツだったと思うんですが。それに悪者らしく輸送機からわざわざAK47で撃ってるのはいいんですけど、グレネードランチャーぐらい用意しとけっての」
木下「・・・浪漫のない方ですね貴方は。何度も『機械の性能よりどう使うか』って言ってたのは貴方じゃないですか?」
小椋「何といったって古いものは古いです」
木下「今日は妙に頑なですね....ならこれはどうですか」

小椋「うっ・・・」
木下「ほれほれ、新しいものが目の前に」
小椋「ぐっ・・・」
木下「ちょっと使ってみましょう、あらキーが軽すぎて指を触れた途端にタイプしてしまいますね、それに比べてこの黒いキーボード、小さいのにしっかりしたクリック感で打ちやすいですね」
小椋「ぐぐっ・・・」
木下「ポインタも同じようなのがついてますね、新しいからさぞかしモディファイされてるんでしょね・・(ぐりっ)・・・あらら、全然思う方へ動きませんね」
小椋「ぐぐぐっ・・・」
木下「でもきっと新しいからブラウズもサクサクだし、office系アプリも楽勝ですよ。Thumbphraseもアホですけどジョグダイヤルに慣れた方なら便利だと思いますよ。なにより心臓部が、いくらCrusoeTM5800-867MHzといっても、この黒ましんの486SX-33とでは月とスッポン、SR-71のヒドラジンロケットと中島一式空冷ぐらいの差がありますよ。いかがですか新しいもの好きの貴方におひとつ?」
小椋「・・・星型えんぢんでいいです・・・」
....その60へ続く("U" is a U of "Ultraman"♪)