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短期集中連載(笑)

−「この物語は、フィクションである(?)」−


その49

木下隆雄「最近連載を開始した『ああ探偵事務所』は、あの雑誌としては異色ですね。前作とはかなり違うお気楽風作品になってます」
小椋良二「あの雑誌自体あまり一般人が読んでいるとも思えませんけどねぇ...看板エロロリ夫婦漫画以外は。でも3話にして三角関係ネタとは、ちょっと先行きが怪しくありませんか?」
木下「いいんです、前作だって2巻で終わっちゃったんですから」
小椋「短編漫画家ですな」
木下「ついてきてる人、いるかなぁ...?」
小椋「大丈夫でしょう、ここの読者なら」
木下「そうですね」

木下「しかし2話はなかなか身につまされるお話でしたね」
小椋「妻木が仕事がなくてファミレスバイトするところですか」
木下「そ、それもそうですが....あの青年の行動も身に覚えがある人が多いのではないかと」
木下「まちのそこかしこにあの手のものは氾濫してますからね、駅トイレの壁の外性器クロッキーとか」
小椋「そんなものと比較されたら怒りますよ....でもたしかにパフォーマーとして堂々と表現するには自信がなく、さりとて自分が持ってる感性には妙なプライドを持ってるのが若きリビドーたちの本質ですからね」
木下「そういや私も学校のデスク使って見知らぬ人間とチャットしたおぼえが....」
小椋「やっぱりね、こちらのほうにもそんな書き込みがありますよ」




木下「どれどれ...
 正迷
信円う
用をこ
す描と
るくな
の奴く
かを

...なるほど、確かに歪んでますねぇ、そんなコンパスみたいな人間がいるとも思えませんが」
小椋「すみません、私の中学の恩師です....」
木下「そうですか、ではこのへんで」
小椋「....今回はやけにアッサリしてますね」
木下「数合わせというのがミエミエのネタです、長い連載の中にはこういう回もあるということで」
小椋「さ、さあ次行ってみようっ....」

....その50へ続く(インターネットはトイレの壁)