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短期集中連載(笑)

−この物語は、フィクションである(?)−


その36

木下隆雄「『どうですか、経済財政諮問会議が策定した経済財政運営の基本方針は』」
小椋良二「『日本にしては思い切った政策方針ですね。弱者をバッサリ斬り捨ててでも過去の負の遺産を断ち切ろうとするのは』」
木下「『特殊法人の合理化を一気に進めてしまおうということですね。本当なら債権者の国民は青くなっているところでしょうが』」
小椋「『今のところは静かなもんですね。ま、そのぶん郵便を民営化して貯金が市場に流出すれば、その分の通貨流通が発生することにもなりますし』」
木下「『結局ぱんびーの財布をアテにした政策ですか、うちの親分は』」
小椋「『そんなの決まってるでしょう。ウチラがワリ食ってはかなわんですから』」
木下「『そうですね』」

木下「『それにしても盛り上がりに欠けるなぁ、今回の選挙は』」
小椋「『そんなことないでしょう、昨日の街頭演説ではこぎゃるまで来てたし』」
木下「『でもアレ、親分を見にきてたんでしょ?候補の話しなんか聞いちゃいない』」
小椋「『いいのいいの、どうせあんなこぎゃる、選挙権持ってないんだから。賑やかしなの賑やかし』」
木下「『それもそうね。あ、ちょっとこのポスター、ガンマ低すぎない?』」
小椋「『ホントだ。せっかくの客寄せパンダの顔が台無しだぞ』」
木下「『やぱ資金ノンじゃったのがまずかったかなぁ....よしオレ業者に電話して刷りなおさせるワ....あ〜モシモシぃ?』」
小椋「....ふう、寸劇もぼちぼちこの辺で」
木下「最後のところだけホントだけどね」
小椋「シーッ!!」

....その37へ続く(める魔がつまらんぞー)