変な話Indexへ戻る

短期集中連載(笑)

−この物語は、フィクションである(?)−


その35
小椋良二「いやー夏がやってきましたねー」
木下隆雄「そうですか?もうちょっと早いような気がするんですが」
小椋「何をおっしゃるんです。日本の夏といえば台風、台風といえば日本の夏でしょう」
木下「それはその通りなんですが....まだこの時期、台風の直撃を受けるのは八重山か沖縄あたりぐらいなんじゃないですか?」
小椋「あそこだって日本でしょう?」
木下「でもグ○ムより遠いですよ」
小椋「これだからCMかぶれのしとは....でも時間的には確かにそうですね、飛行機乗り継いで東京から約10時間だし」
木下「金銭的にもねぇ」
小椋「そんなこという貴方、たしか八重山往復飛行機代だけで20万円スリましたね」
木下「うっ」
小椋「しかも素直に往復買わずにわざわざ回りもしない奄美大島経路なんか帰りに寄るから、カード地獄に陥るのです」
木下「しくしく」

木下「....まあ、妙に具体的な過去のキズは置いといて、もう少し現実的な納涼を考えましょう」
小椋「納涼....やぱビルの屋上でじょっき片手に焼き肉と」
木下「あーやだやだこれだから日本のさらりいまんは....どうしてそういう月並みな涼み方しか思いつかないかなぁ」
小椋「言ってくれますねぇ、それでは貴方はどうなんです?」
木下「首筋クーラー」
小椋「....あれは『王様のアイデア』というより『頭取のアイデア』ですね」
木下「....そうですね。ぶるぶるっ」

木下「そうは言っても、やっぱりこの暑さじゃ冷たいものが恋しくなりますね」
小椋「しかしびいるは呑めない人もいますからね....どうでしょ、この際甘味で凉を取るというのは」
木下「それはなかなかお手軽でいいですね、呑めない人や女性もいけそうだし....どこかいいお店知ってますか?」
小椋「こちらなんかどうでしょう」


木下「....ワタシを殺す気ですか」
小椋「誰がひとりで食えと言いました?みんなでつつけば楽しいじゃないですか」
木下「なるほど、これはパフェではないと」
小椋「そうそうナベです、5人で囲めば一人1200円とお手ごろ」
木下「....もう胸一杯です」

....その36へ続く(お菓子がスッキお菓子がスッキ♪)