Ferrariのスペツィアーレが現在に至るまでに４種発表されているわけだが、結局本当にFerrariらしく本気で走りを追求したのは最初の288GTOだけではないかというのが多くの人の見解のようだ。実のところライトウェイトスポーツ嗜好が強かった創業者のEnzoがもし生きていれば、現在己の名を冠されたマシンの姿はいささか不本意であるかもしれない。
そんな特別仕様の４車の中においても、このF50はいささか問題ありのマシンだったそうだ。CarreraGTばりのオープンボディや、ロードカーとしてはどうかと思われるソリッドマウントのエンジンなど、勇ましさは十分に感じさせてくれるのだが、走りはとなると兄貴分のF40と比べてどうだか....というものだったと聞く。
....そういったことを筆者が知るのは、このミニカーをゲットしてから随分後の最近のことである。このF50は筆者がこうしたスーパースポーツにいささか興味を失っていたころに発売されていたからだ。
ちなみにここまでの３台を当てるのに、18本のデミタスを飲用した。したがって６本に１台当たっている計算になり、これはなかなかの確率だと期待に胸躍ったのだが.... |
