上諏訪←中央本線→岡谷 | ||
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私的# | 412 |
駅名 | 下諏訪 | |
線区 | 中央本線 | |
捕捉日 | 1986/03/14_13:49 | |
種別 | 黒四角 | |
タイトル | 「諏訪湖のほとり諏訪大社のある駅」 | |
他スタンプ | − | |
恥ずかしながら筆者は、上諏訪と下諏訪の位置関係を間違えていた。だが町としての機能は上諏訪の方にあり、神社は下諏訪にある....ということは、本来なら下諏訪が「上」なのではないかと思う。 結婚してからも筆者は一人での旅がしたくて、2回ほど滋賀の実家と自宅の間を一般道を通って夜通し走っている。一度は国道1号線、そしてもう一度は20号線と19号線の信濃回りであった。 このとき筆者は初めて氷結した諏訪湖のほとりに立った。ただし氷結といっても部分的で、有名な「御神渡り」がみられるような状態ではなかった。しかし清冽に冷え込む夕刻の空の下に静まりかえる白い湖面は十分に神秘的で、その感動をカミサンに伝えようとデジカメで撮った写真をメールしようとした。 しかしなが筆者は携帯とPHSを持っていたにも拘らず、当時この湖畔はどちらも圏外だった。しかたなくISDNグレ電を探すが見つからず、ついに当時でも首都圏ではほぼ絶滅した「黄色電話」に音響カプラーを接続してようやく送信に成功した。 これ以降も木曽路の印象的な場所からメールを何通も送信した。筆者はMwave搭載のThinkPad530を使用していたからモデムは必要無かったが、それにしてもたかが帰省旅行にこれほどの通信機器を携行していく筆者は一体何者であろうか。 色々と苦労して送ったメールだったが、帰宅して筆者が画面上に見出したのは「未読」の山であった。馬を水飲み場に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできないのだと実感した次第だ。 |