相模湖
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私的# 400
駅名 相模湖
線区 中央本線
捕捉日 1986/03/14_06:54
種別 赤六角
タイトル 「湖と東海自然歩道の駅」
他スタンプ  −
「どうやら・・・・のようだ〜」というのは、学生時代の筆者達の間でなぜか流行っていた言い回しである。恵比寿でも「小山の350勝」というメモがあったが、筆者は野球かぶれといってもよかったかもしれない。
大学を卒業した筆者は、相模湖のとなり、藤野にある研修センターに3ヶ月間缶詰で新人研修を受けた。OJTが当然の現在では考えられない金のかけようである。
仲間たちと暮らすうちに、仕事というものに対してほとんど実感のなかった筆者は、次第に人と関わって物事を進めていく楽しさというものを感じられるようになっていったように思う。しかしそれらが儚いものだったと悟るのにそう時間はかからなかった。 そうしたようやく芽吹いた社会人としての自我が全て自分の弱さから崩壊し、多くの人に迷惑をかけたまま会社を去ることになるのは2年後のことである。
今でもこの近くを通るたびに、あの楽しかった日々と、苦い思い出が筆者の心によぎる。