三ノ宮
六甲道←東海道本線
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私的# 296
駅名 三ノ宮
線区 東海道本線
捕捉日 1985/10/12_22:09
種別 赤四角
タイトル 「国際港と海上未来都市のある駅」
他スタンプ  − 
滋賀の実家を離れてもう20年になる筆者だが、原初的な恐怖心と忌避の対象であった関東の中で、横浜だけは例外だった。元々横浜大洋ホエールズのファンだった....ということもあるが、なぜかまだ見たこともない港町に不思議な憧憬を抱いていたことだけは事実である。もちろん移り住んでからは現実とのギャップに直面するのであるが、相模原に居を構える今でも、学生時代を送った金沢とならんで好きな街のひとつである。
さて、同じように筆者は神戸という西の港町にもそこはかとない憧れを持っている。しかしながらついぞゆっくりと訪れる機会がないままに今日に至っている。
このスタンプを押した以降に訪れたのは社会人になってから支店を訪れたとき、1995年の3月だった。阪急の宝塚線上り電車から見た神戸の街は、多くの家々の屋根に青いビニールシートが被せられ、そこかしこに抜け落ちた歯跡のように空き地が広がっていた。あれから9年、神戸の街と、そこに住む人々の心は着実に復興を遂げているのだろうか。