佐伯←日豊本線→日向市 | ||
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私的# | 233 |
駅名 | 延岡 | |
線区 | 日豊本線・高千穂線 | |
捕捉日 | 1985/10/09_15:14 | |
種別 | 紫五角 | |
タイトル | 「水澄む郷に鮎やなのある駅」 | |
他スタンプ | − | |
筆者が高校生の頃、特急「富士」は日本最長距離を走破する寝台特急だった。東京18:00発、西鹿児島着18:29着だったか。丸1日以上走り続ける壮大な列車に、いつか乗りたいと思っていた。 このスタンプを押したとき、大分だったか、この延岡だったか、昼間列車として走る「富士」を見かけ、乗ってみようと思ったのだが、結局このときはスタンプを優先させたという記憶がある。 社会に出て後、筆者は自らその願いをかなえた。仕事を終えて最終の「ひかり」に乗り、名古屋で「富士」を捕まえた。 だが、「彼女は昔の彼女ならず」....すでに長距離輸送手段としての役目を終えた「富士」には、ローカル特急というイメージが漂っていた。 当時宮崎までの運転に変更されていた「富士」をこの延岡で降り、筆者はこれも第3セクター化された高千穂鉄道に乗り、高千穂の峰を越えて高森鉄道へと乗り継いだ。南国に似合わない、吹雪舞う頃の山行きであった。 |