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燦然と輝いてるか、Lenovo
剛性はそこそこ、タッチも悪くない...が.. |
今日資料を探していて、Lenovo Ideacenterのサイトにこのような文言を見つけた。
「誰よりも考えています。キーボードのこと。」
実のところ、このSK-8861に関する情報を探していてここに行き当たったのだ。このキーボードとマウスのセットはIdeaCenterに添付のHIDのようであったから。....だが、よくよく読んでみると、
「...。 トラックポイントは手をキーボードから離さずに...」
と続いていた。どうやら件の著述はこのキーボードのことではないらしい。
以前に購入した「ThinkPad bluetooth wireless keyboard with TrackPoint」は、確かにこの文章に当てはまるデバイスであると思う。
そしてこのSK-8861に関しても....キータッチについてはそれに近いモノがあるように感じる。
暮れも押し迫った一日、例の如く大須をうろついていた筆者が拾い上げたのが、このキーボードとマウスのセットであった。
本当のところを記せば、筆者はこのHIDの無線規格がBluetoothであることを半ば期待していた。
だが大須のおぢゃんく屋店頭で「処分特価!!￥1,480」とかかれた段ボールに詰め込まれた一山いくら状態のお品がそのような期待に応えてくれるかどうかは、ちょっと箱を覗いてみればわかることだったのだ。
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(左上)USレイアウトが欲しくなる無理槍建て増し
(右上)パンタグラフはチャチだがタッチは良好
チルトなし。電源SUM4x2。フタがww |
以前ThinkPadT410sの購入直後に、オーダーと違うハード構成で届いたり、度々不具合が起こっていた時にLenovoのサポートセンターとその都度連絡を取っていたのだが、その際に担当の方が「Lenovoに買収されてから、ハード開発やサポートの優先順位が欧米や中国にシフトし、日本事業部の要求が後回しにされるようになってきた」と仰っていた。
その真偽の程は分からないのだが、このキーボードにはそうした傾向がかなり出ているのではないかと思ってしまう。
端的に表れているのが、日本語関連の変換キーと、右端のEnterおよびその周囲のキーのサイズだ。
筆者は最近は最下列の変換/無変換といったキーをあまり使用しなくなったので、そちらの方はそれほど問題はないのだが、全角/半角の小ささはかなり操作しにくい。
....そして特に、右shift/BS/￥/Enterといったあたりの犯罪的なまでの小ささ・せせこましさは....「1文字消去と思ったらカーソルが行頭へ吹っ飛んでいき」「確定しようと思ったらページがスクロールして異世界へ飛ばされ」「左側のアルファベットを大文字にしようと思ったら一行上に小文字が入る」という....もうなんというか、あまりに酷すぎて笑ってしまうほどである。
筐体は、見てくれの薄さからは想像しにくいほど重量感と剛性があり、裏から留めてあるネジ山の正体が不明なので分解していないため不明なのだが、中に鉄板が入っているのではないかと思う位しっかりとして安定感がある。
キーのメカニズムはパンタグラフ＋ゴム椀で、ストロークは浅いのだが、これがまた気持ちの良いクリック感を持っている。
一方で、ちょっと衝撃を加えるとポロリともげるキーボード電源用電池(単４ｘ２)のフタや、RFドングルを収納している「電池取り出しツールを兼ねるびろびろフィルムでぶら下がっている」マウス裏側の電池ボックス(単３ｘ１)のフタなど、手を抜けるところは抜きました....みたいな部分がそこかしこに垣間見える。
つまり、基本設計は悪くないのに、大きな影響が出ないところを雑に作ったり、ローカライズの手間を惜しんだりと、「チョットしたところに手抜きを加えた」結果、筆者からみて非常にアンバランスなデバイスとなってしまっている残念感が否めないのだ。
型番でググってみると、このキーボードのUS版に行き当たる。
画像を確認する限りでは....JP版に比して雲泥の差があると言えるほど、普通で使いやすそうなレイアウトだ。
Lenovoのサイトで販売してくれないものだろうか（をい）。
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--- おまけ ---
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US版は2015/01/12現在Ali Expressで￥3,300ぐらい
（ほちい...） |
(2015/01/07記)
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