Topre Realforce 108UBK(SJ08B0)
Topre Realforce 108UBK(SJ08B0)
メーカー Topre
諸元
キー配列 日本語/108key(Winx1/Contextx1)
メカニズム キャパシティブ
I/F USB
備考
Junk Point 上司のお眼鏡にかなわず?
Realforceの"Λ"は
ATOKの"Λ"

数年前筆者がこのコーナーで少し触れたRealforceである。

当時、おそらく職場で最も高速にタイピング(もちろんげしではない。カウンセリングの内容をリアルタイムにタイプする作業である)を行なっている上司に、キーボードの紹介を頼まれて、当時買ったばかりのLibertouchとRealforce106の実機を持ち込んで、比較してもらうことにしたのだ。

結局「どちらでも」という意見を得、耐久性を重視した筆者はキャパシティブの本機108UBKをセレクトした。
が....購入後の上司の意見から推察するに、どうもLibertouchの方が好みだったようだった。
カウンセリングの際の高速タイピングでは、静音性という点においてLibertouchに軍配が上がるからだ。

このまま本機で押し通すか、筆者がLibertouchを提供し、代わりに108UBKを引き取るという「飛車角交換」に出るか。

だが、やはり106を持っている筆者としては、飛車2枚はご勘弁頂きたいところだった。
(といいつつ、現在Libertouchは「たまに出撃・大方静態保存」なのだが)
こうして本機は、何故か上司のメインコンソールではなく、サブカウンセリングルームの入力装置として稼働することになる。

メカは無双の耐久性だが
キートップは(^。^;)

そして....幾つかの季節が流れ、様々な「事情」を経て、その108UBKが筆者の手元にある(笑)。

標準モデルのため、キートップはレーザー刻印。頻繁に手指消毒をおこなうカウンセラーの使用による故か、一部のキー文字が読みづらくなっている。しかしキーのぐらつきやストロークの渋りはなく、購入した時のままのスムーズなタイプフィールを維持している。

筆者所有の106UBKは35〜45gの変荷重モデルであるのに対し、こちらは全キー30gの単一軽荷重だ。
どちらかというと「叩き派」の筆者としては、あまり軽荷重だと頼りない感じがする...というか、勢い余って横のキーも叩いてしまう傾向にある(単にタイピングが雑だということもある)。
なので、同じRealForceでも106UBの方がやや好みと言えるかも知れない。
現に今比べてみると106UBの方がかなり重くタイトなストロークに感じられるが、こちらの方が、現在の筆者にとっては安定した感触で、それに伴いミスタイプも少なくなるように思われる。

もったいないので
解体はここまで(をぃ)

しかしいずれのモデルにしてもそこいらの廉価鍵盤とは一線を画する安定感と打鍵感であり、その差異は筆者の単なる嗜好であるに過ぎない。

願わくば、Libertouchのように個々のラバーカップを好みの荷重に変更できれば...とも思う。
まぁそこまでする方なら、ヂャンクを一台潰して、ラバーカップをチョキチョキして...というぐらいはするかもしれない。....もちろん筆者はそこまでのまにあではないのだ。


(2014/04/29記)
 

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