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(上)FCC対策アルミ箔 (下)鉄板はこの時期のモノとしては標準的か |
タイプフィールは同じ黒軸のAT101Wと似ている。個体としてはかなり使い込まれているために、カーソルキーのスイッチが若干接触不良になっているのと、さすがに潤滑剤が弱ってきたのか、使いはじめはややストロークが渋い感じだった。だがしばらくタイプしている間に、スムーズになってきた。
レイアウトは実にシンプルな101キーで、altやctrlの位置も筆者の感覚にフィットしている。
筆者宅に届いた際、ブラウジングのショートカットに微妙な違和感を覚えてふと見ると、「D」と「F」、「J」と「K」が入れ替わっていた。前ユーザーはひょっとしてMacユーザーだったのだろうか。
名付けられたとおりの大きな筐体を開けると(裏面のねじを数個外せば可能)、中にはマットな表面の鉄板が入っている。
このころのキーボード内部構造として、よく見るような気がするモノだ。
スイッチはalps黒軸で、以前に仕入れたAT101Wとほぼ同じ感触になる。資料によると、内部に塗布された乾性グリスは十数年も経つと性能を発揮できなくなり、渋くなってしまうとのことだった。
本機は上下カーソルキーの接触が今ひとつのようで、押し続けた際のカーソルの動きが意図通りでないカクカクした物になってしまう不具合が有る。
コレを元通りにするには、一度分解して掃除し、以前に仕入れたRo-156を塗布すれば良い....とのことである。
以前に簡易Alps黒軸を破壊した筆者としては....躊躇われるところで有る。
まあいいか、全然動かなくなったらまた考えるとしよう(←ちぇきん)。
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