VLバス用S386C805カード
製造元 言迷(VGA BIOSチップには"Quadtel"とある)
諸元 S3-86C805+AT&T RAMDAC+1MB VRAM
640x480x24bit-1280x1024x4bit
Junk Point
備考 筆者のAT互換機初号機TCS-9700VLに実装されていたビデオカードである。
改造に改造を重ねてやっとこさエンハンストモードのWindows3.1が数度に1回起動し、しかも下手に何か操作をするとあっという間にdosプロンプトに落ちてしまうPC-9801VX2ユーザーだった筆者にとって、どんなアプリを起動しても楽勝サクサクだったこの機はよほど衝撃的だったらしい。
買って1週間後にはNIFTYのFIBMJに「互換機パーツ選びのコツ」と称して書き込みをしている。どうやら筆者の解説好きは当時からだったらしい。先達の皆様の事を思うと赤面の至りである。
その書き込みの中で誤って「エスキューブド製86C911」と紹介したのがこのカードだ。
筆者の知る限りでは全くのノーブランドカードだが、そこそこの速さで安定して動作していた。だが「速さは力」と信じていた当時の筆者は、長らく愛用したこのカードを捨て、次へと走っていくのである。

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