KODAK PhotoCD
製造元 KODAK
諸元 シアニン系色素のマルチセッションCD-R
Junk Point ED-Betaみたいなもん?
備考 筆者も含めて一般人の頭の中には「『デジタル=劣化しない』神話」というものが根強くあるように思う。曰く『CDはノイズが混入しない』、『CDに焼いておけば100人乗っても大丈夫』....んな事はあり得ない。
結局音はアナログだから、アナログ回路の出来が音質の差なのだ、大体サンプリングってつまりはブツ切りだろ.....焼いたCDが片っ端からダメになってしまう事件は、それこそ枚挙にいとまがない。でぢたるなんてクソクラエだ....このPhotoCDを除いては。
今日日進月歩で凄まじい発展を遂げているデジタル映像機器であるが、果たしてこのレベルまで達している機種がどのくらいあるものだろうか。
筆者は引越し作業中にこのディスクを発掘したのだが、たかが50mm標準レンズで撮った銀塩写真の、サービス版で焼いたらそれこそ糸くずぐらいにしか写らない文字が、当時のハードウェア性能では展開自体が困難だった最大解像度でくっきりと読めるという事実には、正直言って驚かずにはいられなかった(....生向委たる筆者のおよびもつかないような大枚をはたけば、この程度の解像度は大したこと無いのかも知れないが)。
流石に出がけのPhotoCDで、一枚100円もの焼付料金払ったのは無駄ではなかったということであろう。
....問題はその画像の内容である。しかしその点筆者は貴重な画像ばかりを焼いている。例えば彼女と剣崎灯台でのツーショットとか、彼女と蓼科でツーショットとか、彼女にクリスマスパーティでチャイナドレスを着せてツーショットとか、彼女と結納の席でツーショットとか、彼女と結婚式でツーショットとか....
.....え?見たいって?んなプライベートな写真見てもオモシロクもなんともないでしょう....?....なに、どうしても見たい?

・・・・しょうがないなぁ。

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