8Port(7MDI ports + 1 MDI/MDI-X port[manual])
そしてそうした自然環境の中で最高に危険な存在が、この付近に多発する雷である。
気象庁の解説によると、雷は大きな河川の付近に発生しやすいという。筆者の自宅付近にはそうしたものはあまり無いのだが、霧が発生しやすいという適度な湿度と、内陸部ゆえに発生しやすい上昇気流が熱雷をよび、そして周囲の高い樹木に落ちた雷が側雷で電線を直撃するのである。
すでに筆者宅は一度アンテナに直撃を食らい、TVが電源も入れていないのにぼんやり光り、そのまま絶命....という事態が過去に発生している。電子機器山盛りの筆者宅は、落雷シーズンに十分に用心してしかるべきであった。いや、筆者は雷が始まるとサーバを含めた全PCを停止し、アンテナも取り外し....と一応気をつけていた。（サージ対策は生向委的理由で見送っていたが）
だが....2004年8月18日深夜に閃光が闇を切り裂き始めたとき、筆者のPCではオリンピック野球競技の天王山、日本vs.キューバが映し出されていた。
「やばいな....止めなきゃ.....でも見たいし....でも止めなきゃ...」と躊躇する筆者の前で、CRTの中のTVウィンドウが突然ノイズだらけになったのを見て筆者は、
「あー、やっぱりね」
とつぶやいた。
やられたのはアンテナかブースター....あるいはTVチューナーボードぐらいか....と思ったが甘かった。Hubのインジケータをふと見ると....つながってるPCより点灯してる数が少ないやん....とりあえずリセット。
電源入れなおした筆者が見たのは、全インジケータオフの昇天した姿だった。
そして筆者は、サーバ死亡という更なる衝撃を迎えることになる.....