CanonファミリーコピアFC200 |
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製造元 発売元 |
Canon inc. | |||||
諸元 | コピー機(キリッ) | |||||
Junk Point | 1日点火 | |||||
「適材適所」は、非常に幸運なことだと思う。 能力・嗜好・環境が完全に合致することは、使役する側・される側にとってもなかなかに希有なことなのではないか。 もっとも、それが人間である場合(使役者がそうでない場面はあまり想像したくないが)、自らの努力によって適合度を上げていくことは可能だが、機械の場合はどうなのだろうか。 ソフトウェアやオーダーメイド機器など、カスタマイズ性に富んだデバイスであればそれも可能であろう。だが多くの機器の場合、与えられた仕様のまま機能停止の日まで使い続けることになる。 従って当初のマッチングが非常に重要になるのだが、そこを掛け違えていると、遅かれ早かれ訪れる別離の時まで「なんだこの使えないヤツは」となってしまう。その後ろに「(ニヤニヤ)」がつくレアケース(ここ)は除くとして。 また言うまでもないことだが、当初適材であったとしても、ICT分野のように進化、あるいは変化の激しい環境では経時的要素が大きくなる。
にもかかわらず、その操作方法を完全に失念していて、スタートの方法がわからず、何度も紙詰まりを発生させて、例の如く「あーやっぱりおぢゃんくだからね」と、放置一直線の諦念状態に突入するところであった。 筆者は職場の複合機が故障したという緊急事態と、以前から近所のハー○"オフに在庫があるという記憶、そして今の業務に適している(単票コピーが主)という知識が重なって本機を使用することになった。 だが業務用として継続使用するには向いていないし、なによりイマドキのインクジェット複合機は「小枚数」の複写・印刷デバイスとしてはほぼ万能といってよい。 そんななか、未だにファミリーコピアは単色単帳票複写機として販売が継続されている。どのような人が購入されているのか、興味のあるところだ。 購入時にはトナー残量ほぼ0%だった。 振ったり回したりひっくり返したりして、ようやく霞のように朧なコピーに成功した。 翌々日着のトナーを手配し....勇躍業務に参加させた本機。 そんな中、一本の電話が入った。 「○プ○○(複合機メーカー)ですけど、本日中に修理にお伺いします」 ....就役日数、1日。 翌日には、予定通りトナーが到着した。 現役を退いた本機で、筆者は神様なんぞをコピーしてみたりしている。ネタ画像作成目的で。 |