Intel Mobile Pentium-2 300MHz |
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製造元 | Intel |
諸元 | FSB66MHz x 4.5 Core clock300MHz L2 cache 256kbytes (external), MMX |
Junk Point | Lost generation |
備考 |
先日、つぼ木反でタトな方々のIntel偏重な姿勢を嘆く書き込みをさせていただいたが(そうか?)、かつて70%近くを誇った筆者宅の非Intel率は、ここのところの炭団祭りで一気に奈落の底へと転落していたようだ。 現可動機25台の内、非IntelのCPUを搭載しているのはパネリーナ(Crusoe-700MHz)、ポート閉鎖で社内失業状態のWeb鯖(Cyrix M2-233MHz)、IBM9103(Am5x86-75MHz)、そして母艦(雷鳥1GHz)の4台であり、つまりはたったの16%でしかないのである。 これでは50%近い高率を誇る水棲生物さんの足下にも及ばない。正に「タトうべきかな、せんたこはっちゃん」である。 筆者がそれでもなお、「心情だけでも非Intelシンパ」なのは、ひとえに寡占状態に胡座をかいて各PCメーカーのロジック設計者の苦労を忖度しない傲慢な設計思想が気に入らないためである。 その象徴ともいえるのがむやみやたらと低効率な高クロック化に走って電源部に負担をかけまくる昨今のPentium4であり、そしてもうひとつがSECCと共に限られたPC筐体内のスペースを食いまくるこのMMCパッケージなのだ。 筆者所有の、このDeshutesを搭載していた機は、こちらもCPUに負けじと巨大なThinkPad770Xだから良いようなものの、これがB5のサブノートなんかだったらどうだろう。 幸か不幸か、筆者はP55CとPentium3の間のCPUに関する知識がごっそり抜け落ちているので、そうしたノートに触れる機会は今まで無かったのだが、実際こうして見てみるとノート用CPUとしては反則といって差し支えないほどの占有面積と重量だ。しかも許し難いことに同じDeshutesコアを持つデスクトップ用のPentium2がFSB100MHzをサポートしているのに、こちらは66MHzのままだということだ。おかげで、VLCを使ってもMPEG-4を再生することは困難である。これは大変困ったものだ(?) 筆者の770XはDixonコアの400MHzに換装されたが、それでもやはりFSB100MHzがほしいところだ。P55Cほどには割り切って使う気になれず、さりとて今日の動画再生も可能なPentium3には全く及ばない....これら2つのCPUの狭間に置かれたPentium2は、やはり「失われた世代」なのである。 |