ECC付32MB/SDR-SDRAM
製造元 見てない
諸元 シンクロナスDRAM・エラー訂正機能付
Junk Point 使えるマザボが無い
備考 筆者が勤務する薬局は、筆者が入社とほぼ時を同じくしてレセコンシステムを更新した。
その際に交渉を担当した社長の故か、あるいはそれまでの患者データを人質に取られたせいか、4店舗導入で初期導入費用総額数千万円という、とてつもなく高価なシステムを導入する事になった。だが実際に運用を開始してみると....かなりヤリなシロモノであることが判明してきた。
筆者はプログラムのことはほとんど判らない素人なのだが、その筆者の目から見ても基幹部が16bit版ACCESSで組まれ、それに付随するオプションプログラムがExcelを使用するといったものが、業務使用に耐える安定したもののようにはとても見えなかった。
それに最大のツボ点といえば、ネットワークOSが「NetWare3.12Jサーバ+Windows95」で組まれていた事であろう。あれだけ高い費用を取っておきながら、16bit版の資産を活かすという開発者サイドの都合のためだけで、すでに発売されていたNT4.0を導入しなかったのである。
テーブル書込のたびに頻繁に落ちる、データが蓄積されてくると1枚の帳票印刷に1分待たされ、その間端末は入力を一切受け付けない....トラブル発生→筆者が連絡→有償サポート....の毎日であった。ソフトハウスとしてこれほど美味しい商売はなかろう。
いい加減嫌になってきた筆者はマトモな対処が返ってこないサポートを見限り、とりあえずランタイムのみのACCESSをフルパッケージ版にして直接マスタテーブルを叩いて関数バグによる計算ミスを修正したり、訳の分からないNetWareのマニュアルを取り出しては、コンソールでシコシコトラブルシューティングに当たることとなった。
そんな中、めずらしくあまりサポートの無い本社から「サーバのメモリを増設して、10BASE-Tハブを100Base-TXにする」というお話が来た。サーバの負担を軽減し、ネットワークを高速化すれば、多少なりともパフォーマンスアップにつながるだろう.....
.....あんまし変わんなかった。(火暴)
というわけで、無用の長物と化した32MBメモリを2本筆者が引き取ったわけだが、筆者宅でもやはり無用の長物と化している。
どこかに、このメモリが使えるマザボが落ちていないだろうか....

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