9700T-8/66(9700-3WV?)
製造元 大同電気(九十九電気OEM)
諸元

Processor

Intel i486DX2

Processor Speed

66MHz

Chip Set

言迷

Max. Onboard DRAM

40MB(4MB onboard + 2 SIMMs[32MB FPM + 4MB FPM])

Cache

None

BIOS

Toshiba?

Dimensions

言迷(Mini-AT....か?)

I/O Options

keyboard port, ps/2 mouse port

NPU Options

None....だがOverDrive Ready(笑)

Junk Point 老兵は死なず、ただ消え去るのみ
備考 筆者が購入した記念すべきAT互換機初号機のマザーボードである。 結局のところ当時の筆者はCPUスペック至上主義者であり、これを購入したときも「486DX2-66MHz?なら良し」てな具合だったのである。
だが今にしてしげしげとこのまざぼを眺めると、CPUとしては異例なほど長きにわたってハイエンドの座を守り続けたi486DX2-66MHzが鎮座する横に、なにやら怪しげなシルク印刷の入った小さな空きソケットがついている。「486DLC」....
しかもCPUを外したZIFソケット、そこには燦然と輝く「OverDrive ready」の文字....
どうやら、互換系CPUで安く組んだシステムをそのまま流用したらしい。時々「た〜ぼ」則ちL1Cacheがオフになって火暴遅になるのはそのせいだったのかもしれない。2本ある72pin SIMMソケットもメモリバンクをたった4MBのオンボードメモリに1つ喰われていて、2バンクの32MBを二本挿しできないというやりポイントも存在した。これでCRTと合わせて250,000円....買った人が満足してたんだからまあいいか。
なお、SMCやWINBONDのsuper I/O chipが実装される前の板であり、気持ちよいほど何もI/Oがついていない。
これぞ互換機、これぞマザボだ。
訳のわからぬインターフェーステンコ盛りの最近のall-in-oneマザボには爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいだ。

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