サラダパン
実は卵を使ってる
製造元 つるや
諸元 マヨネーズタクアン入りロールパン
Junk Point 不許葷辛酒肉入山門?
備考 筆者が思いつきで菜食を始めてから2ヶ月が経過した。今もオカラカリントウ(唐辛子味)などを齧りながらこのページを書いているのだが、カミサンの協力があるにも拘らず、毎回の食材を調達するのに四苦八苦の日々である。

大体洋の東西を問わず栄(営)養学的に見ても菜食主義が有効なのは慢性アレルギー疾患や癌などの限られた疾患患者の治療であると思う。心身ともに問題の無い人間にとってはあまりメリットがないというのが筆者の元々の考えで、それは今も変わっていない。では何故に菜食を続けているか....それは言迷である。
とはいえ一時は30%近くあった体脂肪率が、先日の成人病生活習慣病検診時の測定で17%になっていた時は思わずガッツポーズが出てしまったが。

いずれにしても、よほどの偏食者でないかぎり、一般の方は菜食などするもんでは無いと思う(筆者は一般人ではあるが、ここではそれを強調するとツッコまれそうなのでさらっと流しておく)。

さて、筆者も知らなかったのだが、筆者の地元の滋賀県は日本一のパン消費県なのだそうである。
どういう基準で「日本一」なのかは知らない。多分一人あたりの消費量なのだろう。愛知県が日本一の「パチンコ県」であるのとはいささか様相を異にするわけである。

しかし確かにそう言われてみると、筆者の近所にもなぜかやたらと「自家製パンの店」が目立つし、筆者の職場では「ホームベーカリー所持率」が50%を超えている。しかもよくある『死蔵』ではなく、日常的に稼動させているらしい。これは中々に異常....というかスゴいことではないだろうか。

筆者は自分の地元を「保守的な田舎」であると思っているし、客観的に見てもそういう風土がある。そういう土地柄にパン食の文化が根付いているのはなにやら妙な感じがするのだが、その保守的あるいは伝統的な風土と、新しい文化の境界線上に位置する....というか、対立する文化同士のキメラ臭い怪しさを漂わせているのが、この「サラダパン」であるような気がする。

しかも以前に毒見役いいんちょさんにご賞味いただいた通り、あるいは筆者のブログにアップした通り、千切りのタクアンをマーガリンを練りこんだマヨネーズソースに和えた内容物と、学校給食に出てくるようなスカスカのコッペパンが妙に調和していて、決してマズくないのである。

写真背景の560X画面上にスポットされている製造販売元でホソボソと売られていたのだが、某東京電影の休日バラエテーで取り上げられたとたんに「元祖」看板出すわ、POPは貼りまくるわ、山積みするわの大騒ぎである.....がホントにバカ受け状態なのかはちょっと不明である。

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