まるい食パンラスク
製造元 つるや
諸元 4つの味わい(何かは忘れた)
Junk Point 中国人很好的新制品
備考 意欲的に、というかいささか暴走気味に新製品を繰り出す木ノ本は「つるや」の新たなる挑戦である。こんどはふれんちだ!

....ところでかつて週刊少年チャンピオンでカルト的な人気を誇った(...ていうか彼の雑誌自体がカルトだが)料理は勝負だ漫画「鉄鍋のジャン!」に出てきた中国人観光客によると、中華の「パリパリ」という食感は「脆」と「酥」の2種類があるそうだ。
「酥」はいわゆるそのまんまのパリパリ、つまりクリスピーということである。これに対し「脆」はサクッと表現するべきか、砕けた後に口でふわっと溶ける食感を指すそうである。

たとえば揚げ物で言えば揚げたコロモの中に多数の気泡があると「脆」な食感になる。天ぷらのコロモを冷やして揚げるのはこれが目的だと思うが、中国人はこの食感を尊ぶのである。

翻って、我等が「つるや」のラスクである。

普通に食えばスカスカの、ハッキリ言ってあまり美味しくないと筆者などは思う「丸食」が、ガーリックオリーブオイルを塗って焼くことで「脆」な、なんとも不思議な食感のラスクになるのである。

いや、正直言ってこれはラスクではない、何か別のものであろう。
秋山醤とヒカルの料理バトルの時みたく、これをフランス人と中国人に食わせたら大論争になるのではなかろうか.....んなわけないか。

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