ニンニクラーメンチャーシュー抜き
ニンニクラーメンチャーシュー抜き
メーカー 東洋水産
諸元 セントラルドグマ汁
Junk Point 肉、嫌いだもの(蒲鉾も....)
備考 今を去ること1年と3ヶ月、筆者はとあるサイトで箱買いの商品を注文した。

お届け予定は2〜3営業日のはずだったが、1ヶ月近く経っても何の音沙汰もない。まぁ後払いだったので特に気にもせずマターリ待っていたある日、メールが届いた。

「誠に申し訳ありません。先日ご注文いただいた商品ですが、本来景品専用品として製造したところを、当方の手違いにより販売品として掲載してしまいました。恐れ入りますが今回のご注文は取り消しとし、返金させていただきます」

「・・・・まぁ、洒落で注文したようなモノだし(というか、ここのネタ専用)よしとするか」
とは思ったものの、若干の無念が残るイベントであった。

....そして時は流れ。

装いも新たに発売を開始したのが、このラーメンである。
"主は天に在りく
世はなべて事も無し"
先にも書いたが、このアイテムは「CR新世紀エヴァンゲリオン」の販促品とのことだった。
考えてみると、なぜかパチンコ屋の近所にはかならずラーメン屋がある。

かつてとある嫌韓サイトの方が、

「パチンコ好きな日本人は朝鮮人に搾取されている。総連系企業の多いパチンコ屋でスッて、韓国焼肉屋でクダを巻き、金がなくなると在日企業のサラ金で金を借りている」

と著述されていたことがあった。現在サラ金(消費者金融)の多くがメガバンクや大手信販の傘下に入っているので、それが今日も事実かどうかはともかくとして、オケラには日本の伝統的パチもんジャンクフード「ラーメン」がよく似合うと思う。秋葉を彷徨うおぢゃんかーが「がんこラーメン」を丸呑みにするがごとく。

しかしマニアにとって初見では垂涎のグッズとはいえ、このテの販促物はいかがなモノであろうか。

”...残りわずかなタマも敢なく吸い込まれ、ふと自分の財布に目を落し、小銭入れの底に残った最後の500円玉をしばし眺めたあげく...『ちっ、今日はこの辺で勘弁してやらぁ。ラーメンでも食って帰るか』....”

.....という流れがパチンカーの日常として想像されるのだが(....ちなみに筆者のことではない。筆者はビギナーズラックすらも当たらず、18歳で初めて入ったパチンコ屋で5,000円をものの5分で吸い込まれて以来、あの絢爛たる迷宮に近づいたことは今日まで一度もない)、それをいきなり来店時にグッズとして渡されたらどうであろう。世界タイトル戦を前に、計量オーバーで戦わずして失格したボクサーのようではないだろうか。
上から見てみる
ちなみに開口部は油圧ではない
さて、その内容である....と語ってみたところで、所詮はマルちゃんだが。

ニンニクは確かにかなり強力に効いている。ていうか効き過ぎだ。
生ニンニクをみじん切りにして、そのままフリーズドライにしたような趣のブツが、かなり多量に入っている。
クローンとはいえJK...じゃなかったJCが常食するような代物ではない。

余談ではあるが、アスカしゃんは綾波のことをヴェジタリアンであると認識していたようだ。だが、筆者の理解ではヴェジタリアンの本質は「『新たな生命を生み出す部分』と『生物の再生不能な部位』を食しない」という点にあると思っている。
つまり動物のみならず、植物の塊根も制限の対象になるのである。以前にも書いたが、禅寺の山門に「葷酒不得入山門」とある「葷」はニラ・ネギ・ニンニクなどの香りの強い植物だし、これらはインドのヴェジタリアンも食べないそうである。

....で、「なんちゃって」な筆者はいただいているわけだが、できればじゃんがらのカピタンにしてほしかった。その方があとくされがないと思うのだ。

開口部には「アスカフィギュアプレゼント応募券」がついている。筆者がよく行くSCのゲーセン内に設置されたクレーンに、ちょっと前まで入っていたあの「バニーちゃんアスカ」の残りモノであろうか。
そういえば当時筆者はUSBメモリ内蔵に萌えていて、数千円単位でコインを投入したが、ついに獲得すること叶わなかった(アホか)。

しかし綾波用配給食になぜアスカ....まぁ「カレーラーメンで日向」よりはマシだが。
 

Junk Junky