高速シリアルカード
製造元 言迷(ChipはWINBOND W83747F)
諸元 COM*3,最高転送速度384kbps
Junk Point 面倒だった
備考 1996年当時、ISDN導入を間近に控えて興奮を抑えきれない筆者だったが、ひとつ懸念があった。それはシリアルポートの最高転送速度問題だった。 当時のRS-232Cは16550互換の115.2kbpsが上限で、これだと128kbpsの2Bバルク転送にどう考えても足らない。おりしもこの問題が毎回のようにPC各誌で取り上げられていた。ならば....と購入したのがこのボードだったようだ。
だが....とりあえず整っているデスクトップ環境、加えてシリアルポートという微妙なハードの増設である。妙にいじくって繋がるものまで繋がらなくなっては....と躊躇するうちにISDN切換の日が来てしまった。ええい、ままよでふぉのシリアルに繋いでまえ...
....繋がるやん。
確かに64kbpsの時の約8Kbytes/secに比べて、128kbpsだと約11Kbytes/secで明らかに頭打ちしてるのが判るのだが、前の33.6kbpsアナログモデムの4kbytes/secから倍増した速度に感激していた筆者には、敢えてリスクを冒す気合が不足していた。
というわけで、またも未使用のジャンクである。

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