筆者はKK266をWindows2000機とするにあたり、ひとつだけ困ったことがあった。それは今や生きた化石となっているパラレル接続のEPSON GT-6500WIN2スキャナである。この機は通常のEPPやECPポートに接続しても動かず、専用のISAパラレルボードが必要になるのである。そして決定的なのは、NT系OS用のドライバが用意されていないのである。
....というわけで、ここで普通ならば「よし、スキャナをUSB接続のに買い換えよう」と思うのだが、筆者は普通でなかった。以前にも書いたように、こう考えた。
「よし、スキャナ専用機を組もう」
「よし、SCSI接続のGT-6500WINSをジャンクで拾ってきて、SCSIボードだけ抜いて差し替えよう」
.....ぢゃんかーは死ななきゃ治らないのであろうか。
で、結局近くのハードオフに行き、買ってきたのがこのボードである。主目的であるSCSI接続のWINSも奇跡的に置いてあったのだが、3,000円という価格を見て断念した。やってることが支離滅裂な気がするのだが、まあそこはそれである。
とりあえずスキャナ専用機にはISAパラレルポートを介してスキャナが接続され、そしてこのSCSIカードも挿された。
その後何も接続されるSCSIデバイスが無いまま時が過ぎ、件のWebサーバ雷撃による臨時サーバ化、そしてまたスキャナ専用機に戻される際に、ついにこのカードは「稼動するも仕事無し」のまま現役を退くことになる。
....母艦のTekramと差し替えてみよっかな....でももう会社無いしぃ。