桐 Ver.3
製造元 管理工学研究所
諸元 リレーショナルデータベース
Junk Point 山頂目指すが麓で挫折
備考 某水棲生物さんをはじめこのサイトに来てくださる方々は御存知のとおりだが、筆者はコンピューティングに関しては「素人」である。
正直なところ、今までハード/ソフトいずれも何らかの形での講習を受けたことが一度として無く、全て我流なのだ。もちろん、周囲のタトな皆様に御教授いただいたことは多々あるが。

ところが、生活に占めるPCの割合が常軌を逸していることを知っている周囲の人々は、それ故に筆者がコンピューティングのエキスパートだと信じて疑わず、あらゆるソフトウェアの操作を熟知しているものと勘違いして、本来はプロに依頼すべき業務処理システムの修正までやらせようとすることがある。
それは筆者からすれば、戦略爆撃師団の成層圏からの絨毯爆撃に対して、高射砲による迎撃を子供にやらせているようなものだと思うのだ。セキュリティ意識が希薄で、データ齟齬の発生に対する責任感が皆無な筆者はそんな程度のものなのである。

特に筆者が苦手としているのは、データベースだ。
そもそもデータベースの概念自体がよくわかっていない筆者である。データテーブルをいじったり、クエリーの条件を修正したり、フォームレイアウトをちょこちょこ変えたり....ぐらいはExcelの延長でできるかも知れないが、全体構成を見直したりということになるとまずお手上げである(....ていうかそんなことをやったら契約違反ではないか?>前の職場)

しかしユーザーとは、作り上げるソフトハウスの技術者の苦労を考慮せず、常に「何だこりゃ、使いにくいなぁ....」と文句を垂れるばかりの存在なのである。そうして筆者は日々姑息に知的所有権を侵害する日々を送っていたのだ。

さて、写真の桐ver.3であるが、これはdos版である。
以前に勤めていたベンチャー企業が顧客管理システムを桐で構築していた。その時のプラットフォームはPC-9801DXだったのだが、桐最大の特徴として「dos汎用」、つまりPC-DOS/98-DOSいづれでも動作が可能であることがあげられる。
つまりは現在筆者が所有する炭団軍団および母艦でも件のシステムを使用できるのだ。
そういう意味でこれは結構貴重なモノであるかもしれない。

....なぜウチに在るかはよくわからないが。

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