DG
驚愕の機能を搭載
製造元 言迷(ブランド名「NEO」?)
諸元 Double Game/LED表示型アニメーション?
Junk Point ツッコミ所満載
備考 この「Junk Junky」に取り上げるお品は、大きく2つに分類されると思われる。ひとつは経年劣化によりジャンクと化したもの、そしてもう一つは"Natural Born Junk"、則ちパチもんである。

前者の場合、年老いていること自体によってその味わいを醸し出し、ついにはおぢゃんく様の称号を得るに至っているのだから、マトモに動こうが動くまいが、どちらにせよネタになるのである。
筆者の場合、元々こうした正統派ジャンクをいぢることを楽しみとしており、その経緯をネタにしていたのがこのコーナーだったはずなのだが、いつの頃からかもう一方のほうの「異端派」おぢゃんく様ネタが増えてしまっている。千葉県や埼玉県にお住まいの、外部供給元の頑張りのおかげであろうか。

・・・それはともかく、以前にも予告した(?)通り、今回も後者の登場である。

ところでパチもんの場合、可笑しみが生じるのはその元ネタを知っているということが大前提となると思う。
実のところ、筆者がこのましんを入手したときに、「DS」の模倣だとは思った。が、それほどドカンとはこなかった。筆者の頭の中では、すでに「DS」といえばLiteのほうであった。いや、はっきりいって無印DSの方はよく知らなかったのである。発売当初のCMは見ていたはずなのだが...

それが先日、巡回先のHard Offでケースの中に陳列された先代を見たとき....筆者の脳裏で何かがハジケた。
「これはどうしても紹介しておかねば(DGをですよ、勿論)」
....いささか遅きに失した感は否めないが。

それにしても、ここまで寸法もデザインも似せて作るのは、生産国と思われる(外箱をロストしてしまったのでネット上で調べるしかないのだが)華国的にはおっけ〜なのだろうか。流石は著作権の概念が存在しない国である。...などという記述を真に受けて、属国から○○どんを撃ち込まれても困るので、あらかじめ断っておこう。冗談ですよ、ジ・ョ・ウ・ダ・ンっ。

ファミコンから脈々と受け継がれる(...のは、任天堂においてだが)ユーザーフレンドリーなHIDに、画面上にカラーLED(多分....と思ったらバックライト型LCDだった)で固定位置に描画されたアニメーションが代わりばんこに点滅して動く、ヤバいほど○○なゲームがなんと2種類もプレイできる。(どうやってゲームを選択するかは....画像をクリックご〜ご〜)
サウンドはノスタルジーを否が応にも刺激する超絶モノラルFM音源を、添付のステレオレシーバで楽しめる...のだが、ちょこっと引っ張ったらアッサリもげた。
電源は地球上どこでも入手可能な単四乾電池駆動だ。多少ヘタレなセルでも問題なく動いてしまうほど省電力なのも魅力である。

....筆者が(・"・)のたっての希望で、「町田トイザラす」地下のゲーセンにてヒットした当たりの景品をこのマシンと交換して欲しい旨、店員の男性に告げたとき。

「いいんですか?!
   本当にいいんですね?!」


彼は驚愕し、執拗に念を押した。

販売する側も躊躇うほどの凄まじきパチ度、その制止を振り切ってこのレアな逸品を入手してしまったというのは、いつも述べるように筆者の人徳のなせる業であろう。

・・・・ネット上に詳細な解説を書いておられる方がいました。なんかスゴすぎ。

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