希臘のクッキー
製造元 言迷
諸元 箱菓子
Junk Point
備考 検証すべき対象の母集団が少なすぎる(1200人もいない(C)トリビア)ので、断言はできないのであるが、筆者周囲の人間の意見を総合すると、どうもギリシャ人と日本人というのは今ひとつ相性が良くないようである。

以前お世話になっていた師匠に同じく師事していた兄弟子が、住み込みで乗り込んだ世界一周の船舶上で、同じ職場のギリシャ人と毎日のようにバトルをしていたとのことだ。
この場合乗っていた船が某ミサイル発射国と関連があるとの噂が絶えない団体の所有物なので「朱に交われば赤くなる」と言えなくもないのではあるが。

地中海沿岸の、陽気な人間を育みそうな温和な気候風土の国土を持ちながら、古代文明発祥の地という妙な「まぁぶぶ漬でも食べていきなはれ」的自負が、複雑骨折したような国民性を形成している...と穿った見方をしてしまうのは私だけだろうか。

そんなことを考えている折も折、鉢呑氏から届いたのが、この素朴な、だが中に何が入っているかわからないような包である。いつかはご紹介しようと思っている例の缶詰などは、もうそのたたずまい自体が恐怖の対象であるが、これはその「一見なんでもなさげ」なところが恐怖を誘う。言うなれば「ある〜日森の中熊さんに出会〜った♪」的な牧歌的な恐ろしさとでも言うべきか。

開封したが最後、飛び出してくるのは災厄か、それとも希望か。

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