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短期集中連載(笑)

−この物語は、フィクションである(?)−


その27


木下隆雄「2000年の統計に依りますと、日本の出生率はついに1.34人にまで落ち込んでしまったそうですね」
小椋良二「いきなり何を言い出すんですか」
木下「しかもお母さん一人あたりが、子供を産める人間つまり女子を生む純再生産率は0.67人、これはもはや長期にわたって社会を維持するのが困難な数字です」
小椋「どうしたんですか、急に社会派的発言ですねぇ」
木下「私が危惧しているのは、このまま事態が推移すると、日本は100年後には人口半減、しかも半数が65歳以上という超高齢化姥捨山社会が到来してしまうという現実があるからです」
小椋「なるほど、それで私にどうせよと」
木下「こうなりゃ人間、やるこたぁひとつ」
小椋「挿しつ挿されつ」
木下「抜きつ抜かれつ」
小椋「....しけべ」
木下「穴があったら入りたいわ」
小椋「反省がみられません」

小椋「しかし多産を奨励するとなると、経済的負担が増えますねぇ」
木下「そりゃ今までみたいなワケにはいかないでしょう」
小椋「大体今までが一人頭にかけすぎですな。やれ御祝いだ、やれご入学だ」
木下「そうそう、節句なんか最たるもの、なんですかあの500万円の金太郎っていうのは」
小椋「....あれは単なる話題づくりだと思うんですが」
木下「男の子ならこれでじゅうぶん」

小椋「いくらなんでもショボすぎませんか、これは」
木下「と思われる方はほら、近くに寄ってみてください。どうです、この素晴らしいくぉりてぃ」

小椋「その『日○直販』みたいな言い草がなんかイヤンですが....確かにそこそこ見栄えがありますね。これ、どうやって作ったんです?」
木下「アラレの包みをそのままスキャン→コピーですな」
小椋「まあなんてお手軽なんでしょう」
木下「これだけの商品が、いまなら吹き流しもお付けしてなんと100円、100円の大特価です」
小椋「ざわざわざわざわをををっぱちぱちぱち」
木下「....は?」
小椋「スタジオのどよめきの表現」
木下「やり」


(100円すら惜しい人はこちら)






....その28へ続く(PCより高い鯉のぼ〜り〜♪)